仙台、サポーター計22名を無期限入場禁止処分に…第20節磐田後に違反行為に関与

2023年7月7日(金)23時33分 サッカーキング

仙台がJ2第20節ジュビロ磐田戦の終了後に事象における処分内容を発表

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 ベガルタ仙台は7日、明治安田生命J2リーグ第20節ジュビロ磐田戦の終了後に発生した事象におけるサポーターへの処分内容を報告した。

 6月11日に『ユアテックスタジアム仙台』にて開催された明治安田生命J2リーグ第20節「仙台vs磐田」の一戦において、一部の仙台サポーターが磐田の選手の試合中のパフォーマンスに抗議するため、立ち入り制限エリアに進入。磐田のチームバスを取り囲み、威嚇するという危険な行為があったことが報告されていた。結果として同バスの出発が遅延しており、関係者、業者の車両の出入り、および業務への影響が確認されていた。

 6月24日にはクラブより再発防止策が示されていたが、クラブは事象の重大性に鑑み、関与したサポーターの違反行為に関する調査を継続してきたという。そして、仙台は7月7日の時点で違反行為および違反対象者を特定するに至ったことを明かした。

 仙台は「本事象は法令およびJリーグ統一禁止事項を含む当クラブの観戦ルール(ビジターチームバス、ビジターチーム選手らに対する威嚇・侮辱行為、会場運営妨害行為)に違反しており、非常に悪質な行為である」と明記した上で、氏名等を確認できるサポーター9名、氏名等が不明のサポーター13名(処分予定者)を無期限でホームゲーム、アウェーゲーム双方の試合会への入場禁止、および同クラブに関わる施設への侵入禁止とすることを決定した。

 前者の氏名等を確認できるサポーター9名のうち、違反行為に中心的に関与したサポーター1名については処分を通告済だという。その他9名についても順次通告を行っていく。なお、処分は通告を実施した日より適応される。後者の処分予定者13名については、引き続き調査を続けていくと伝えた。調査の内容によっては、処分予定者の人数は変動する可能性があるという。

 最後には「改めまして、ジュビロ磐田のみなさまをはじめ、関係業者のみなさま、ご心配いただいたみなさまには大変ご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ございませんでした。今後、再発防止に努め、安心安全で快適なスタジアムを目指してまいります」と謝罪の言葉を綴った。

サッカーキング

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