自身初の五輪は「悔いのない大会にしたい」…長野風花、初陣で激突のW杯王者スペインを警戒

2024年7月8日(月)22時46分 サッカーキング

なでしこの合宿でトレーニングに励む長野風花

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 パリオリンピック2024(パリ五輪)に向けて8日から合宿をスタートさせたなでしこジャパン(日本女子代表)。MF長野風花(リヴァプール/イングランド)が、初戦のスペイン女子代表戦に向けた意気込みや、今大会に懸ける思いを語った。

 猛暑のなかでのトレーニング初日を終えた長野は、「頭がボーっとしました」と素直な感想を明かしつつ、「もうちょっとこの暑さに慣れて、パリには良いコンディションに慣れていきたいです」と発言。大会開催地のフランスは、日本ほど異常な暑さが続いているわけではないが、「この暑さに慣れていれば何が来ても大丈夫」と前向きに語った。

 パリ五輪本大会で、グループCに入ったなでしこジャパン。今大会は準決勝まで中2日で試合が組まれるという、過密スケジュールのなかでの戦いを強いられるが、長野自身は「総力戦になるので、試合に出ようと出なかろうと、1人1人が必ず良い準備をし続けることが鍵になってくると思います」と語る。

 そんな五輪において、初陣で相まみえるのがスペイン女子代表だ。昨年開催されたFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023の“王者”と初戦から戦うこととなるが、なでしこジャパンはそのW杯でもスペイン女子代表とグループCで同居していた。当時はカウンター攻撃を主体としたなでしこジャパンが、4−0と完勝したことも記憶に新しい。

 当時を振り返った長野は、「自分たちがしっかり守って守ってカウンターというところは狙いでした」と明かすも、「ただ、スペインもさすがに2度も同じことはやらせてくれないと思います」と主張。当時の試合と同様に、スペイン女子代表がボールを保持する時間が長くなると予想されるが、「シンプルにうまいので、90分間のなかで絶対に持たれる時間帯はある。自分たちが我慢しなければならない時間帯に、焦らずに『持たせている』という共通認識を持ちながら、試合を進めていけたらいい」と語るが、W杯の対戦時にも同じ考え方を持っていたようだ。

「あのスペイン戦もずっとボールを持たれていましたが、『持たれているな』という気持ちでいたら、体力的にも気持ち的にも厳しかったです。うまいってわかりきっているのであれば、そこを頭に入れながらプレーできたら、心にも体にも余裕が生まれるんじゃないかと思います」

 長野はそんなスペイン女子代表との初陣を見据えて、「まずはどの戦いも厳しいと思います。ただ、初戦は自分たちが納得できるような、しっかりと準備してきたものを出せるようにしたい。その上で勢いに乗れるような内容・結果が非常に大事になると思います」と話す。「去年のW杯もそうですが、スペインとは年代別代表の頃から、本当に事あるごとに戦ってきている」と口にすると、「お互いの特徴はわかっていると思いますし、だからこそ難しい戦いにもなる」とスペイン女子代表を警戒。「集中して締まった試合になると思うので、スペインの隙をついていきたい」と意気込んだ。

 また、個人としては初の五輪の舞台となるが、長野は「悔いのない大会にしたいという思いが1番にある」と今大会に懸ける思いも告白。大会開幕まで残り約2週間、「初戦からすべてを出して、チームの勝利に貢献したいと思います」と意気込んだ。

 なでしこジャパンは13日に、『MS&ADカップ2024〜能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登〜』でガーナ女子代表と対戦する。こちらの試合は石川県の『金沢ゴーゴーカレースタジアム』にて開催され、15時20分キックオフ予定。フジテレビ系列にて全国生中継される。

 パリ五輪前最後の“実戦”としてガーナ女子代表と戦った後は、いよいよパリ五輪が開幕。なでしこジャパンは、7月25日(日本時間26日0時00分)に第1節でスペイン女子代表と、同28日(日本時間29日0時00分)に第2節でブラジル女子代表と、同31日(8月1日0時00分)に第3節でナイジェリア女子代表と対戦する。

サッカーキング

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