大谷翔平とボンズ“父”だけの記録とは? 球宴前に達成した偉業! あと1本に迫るメジャー通算200本塁打にも期待
2024年7月9日(火)12時20分 ココカラネクスト
大谷が球宴前に達成した偉業とは何か(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平は現地時間7月9日(日本時間10日)から敵地でのフィリーズ3連戦に臨む。ここまで88試合に出場して打率.314、28本塁打、65打点の成績を収めており、メジャー通算200本塁打まであと「1」と迫っている。
【画像】また会おう!大谷翔平をはじめドジャースの面々がグレーのジャージ姿で移動
また、2年連続で20盗塁を達成し、20本塁打20盗塁は2021年、2023年に続き3度目となった。前半戦だけで20本塁打と20盗塁に到達するのは、1979年のデービー・ロペス、2011年のマット・ケンプ以来、球団史上3人目の快挙だ。
さらに、ここまでメジャー2位の53長打、20盗塁をマークしていて、米メディア『OptaSTATS』のXによると、オールスター戦前に50長打、20盗塁以上をマークしたのはナ・リーグ史上2人目の快挙で、「1973年にジャイアンツで同じ記録を達成したボビー・ボンズ選手に続く」と紹介している。ボビー・ボンズはバリー・ボンズの父親にあたる。
フィリーズとの3連戦では、初戦の相手先発が今季9勝をマークしているザック・ウィーラー、2戦目は6勝のクリストフェル・サンチェス、3戦目は10勝のアーロン・ノラとの対戦が予定されている。大谷が3人の好投手をどう打ち崩せるか注目だ。
また、『ドジャース公式X』は、大谷をはじめ球団ロゴが入ったグレーのジャージ姿で移動するドジャースの選手たちの写真を添えながら「また会おう、フィラデルフィアで」と投稿している。
チームはこの3連戦を終えると、敵地デトロイトに移動して、前田健太が所属しているタイガースと前半戦最後の3連戦を戦う。オールスターブレイクに入る前に、大谷もチームもいい形で締めたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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