【阪神】スーパールーキーのプロ初本塁打が飛び出すも状態が心配される「主力選手の名前」

2023年7月10日(月)11時30分 ココカラネクスト

再昇格後も注目集める佐藤輝(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 阪神は9日のヤクルト戦(甲子園)に1−0で勝利。8回にドラフト1位ルーキー、森下翔太がプロ初アーチを放ち、これが決勝点になり、2カード連続負け越しのピンチを防いだ。

 甲子園が沸いた。0−0で迎えた8回先頭の場面、森下は木沢尚文の初球のシュートを捉え、フルスイング。打球はぐんぐんと伸びて左中間席へ飛び込む、待望のプロ初本塁打を放った。

【動画】甲子園が沸いた!8回、ドラフト1位ルーキー、森下の豪快なプロ1号が飛び出した場面

 ダイヤモンドをゆっくり一周すると、開幕前から決めていた必勝ポーズ、ポケモンのキャラをモチーフにした「ガオガエンポーズ」を繰り出した。お立ち台では「全然打ててなかったので、何とかいい形で打てて良かったです」と安堵の表情を浮かべた。

 指揮官の岡田彰布監督も「大きかったですね」と認めるドラ1ルーキーの華やかな一発の陰で、状態が心配されている選手もいる。

 最近は貧打がクローズアップされる中、岡田監督もこの日の試合後、打線に関して「もうちょっと打たないと」とハッパをかける。

 再昇格後、再び5番に座る佐藤輝明の状態も上がってきていない。

 佐藤輝は6月25日にプロ入り後、2度目となる二軍降格となり、最短10日の7月5日の広島戦(マツダ)で再び上がってきたばかり。6日の試合で再昇格後初安打を放ったが、復帰後4試合で放ったのはこの1本のみ。15打数1安打と代わらず不調が目立つ。

 評論家の間からも「直球に振り遅れている」など課題が指摘される中、打率は・219まで落ち込んでいる。

 阪神の必勝パターンの一つは、好調な1、2番が出塁して、クリーンアップが返すという形。それがリードオフマンの近本光司が負傷離脱し、ポイントゲッターが返せないとなれば、穴も大きくなるばかり、得点力が上がるはずもなかった。

 この日も4回二死二塁の好機に一ゴロ、6回一死一塁の場面で空振り三振に倒れた。なかなか浮上できず、苦しい状態が続いている。

 悩める主砲は意地を見せられるか。11日からは球宴前最後の首位攻防戦(倉敷、甲子園)をDeNAと戦う。チームを助ける打撃を期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「阪神」をもっと詳しく

「阪神」のニュース

「阪神」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ