中日大量6選手入れ替え 前日の試合で今季初安打、けん制死の龍空も特例抹消【公示】
2024年7月10日(水)17時26分 ココカラネクスト
龍空は6月25日に昇格したばかりだった(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
NPB(日本野球機構)が発表した7月10日の公示で中日は6選手の入れ替えを行った。
抹消となったのは前日タイラー・オースティンにサヨナラ弾を浴びたマイケル・フェリス、同点の11回にけん制死となっていた内野手の龍空、捕手の宇佐見真吾が抹消、替わって育成から支配下に登録されたばかりの投手、松木平優太、捕手の石橋康太、内野手の樋口正修が登録された。
【関連記事】前半戦「勝負の8連戦」を迎える中日 先発陣と打線のキーマンは?
樋口は今季初の1軍。昨年、独立のBCリーグ・埼玉から育成ドラフト3位で入団すると、50メートル5秒台の俊足が持ち味。1軍では代走として7試合に出場したとあって、得意の足を生かすことが期待される。
石橋は5月中旬に1軍昇格し、6月初旬に登録抹消されており、今季2度目の1軍となる。
一方6月25日に今季初の1軍合流となった龍空は9日のDeNA戦、5-5で迎えた延長11回に先頭打者として今季初安打となる右中間二塁打を徳山壮磨からマーク。チャンスメイクを果たし、得点につなげたいところだったが、次打者の高橋周平がバントの構えを見せ、初球は見逃し。ここで相手捕手、山本祐大が二塁にけん制、龍空も必死に頭から戻り当初の判定はセーフだったが、DeNA三浦大輔監督のリクエストによるリプレー検証でアウトになっていた。
また龍空の抹消はNPB感染症特例の対象選手となっており、今後のチームへの影響も心配されている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]