「彼以外に誰がそれに値する?」大谷翔平は“史上初”の栄冠をつかめるか DHで初のMVPとドジャースの歴史で初となる偉業

2024年7月10日(水)16時20分 ココカラネクスト

大谷は三冠王とMVPを獲得できるだろうか(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間7月9日(日本時間10日)の敵地でのフィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、2打数1安打の成績だった。チームは1-10の大敗を喫したが、大谷は3試合連続安打を放ち、メジャー初の3試合連続盗塁も決めた。

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 この試合の終了時点で、89試合の出場で打率.315、28本塁打、65打点、OPS1.037、21盗塁をマークしており、「30-30」(30本塁打・30盗塁)が射程内に入った。さらには「40-40」(40本塁打・40盗塁)、トリプルスリー、三冠王といった大きな打撃の勲章を手に入れる可能性が日に日に高まってきている。

 そんな中、米メディア『B/R Walkoff』が「ショウヘイ・オオタニはナ・リーグのMVPか?」と、Xを通じて問いかけている。

 この投稿にはファンから、「はい、もちろん。彼以外に誰がそれに値する?」「今のところ、彼がナ・リーグのMVP候補であることは明らかだ」と、大谷を推す声がある一方で、「そうでなければ間違いだ。でもまだ7月だ」といった冷静な声や、「いや、そうじゃない。ブライス・ハーパーかムーキーだ」といった、大谷以外のライバルの名を挙げる声もあった。

 大谷とタイトル争いで強力なライバルのハーパーは左太もも裏を痛めていたが、この日の試合から復帰。4打数無安打2三振に終わったものの、ここまで77試合に出場して打率.299、20本塁打、58打点の好成績を収めている。6月の月間MVPも獲得し、球宴ファン投票でもナ・リーグ最多得票を集めた人気選手だ。

 そんな強敵を蹴散らし、大谷が三冠王に輝けば、ドジャースの歴史で初めてということになる。また、MVPを獲得すれば、DHでは史上初の快挙となる。守備に就かない大谷への逆風もあるものの、現時点では文句なしの成績を収めているのは確かだ。これまでもメジャーの歴史を塗り替えてきた男は、果たして2つの栄冠をつかむことができるだろうか。

 あと残り5試合で前半戦が終了する。メジャー通算200本塁打まであと「1」、4年連続30号到達まであと2本と迫った。まずは目前に迫ったこの記録を達成し、前半戦ラストスパートをかけたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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