【J1リーグ2023】第20節ベストイレブン

2023年7月10日(月)18時0分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

7月7日〜7月8日に行われた、2023明治安田生命J1リーグの第20節。名古屋グランパスVS横浜F・マリノス(2-2)、サンフレッチェ広島VS鹿島アントラーズ(1-1)と上位陣の直接対決がドローゲームとなる中、首位の横浜FMを追うヴィッセル神戸はアルビレックス新潟を1-0で下し白星を挙げた。


ここでは、そんなJ1第20節で活躍した選手たちを、ベストイレブン形式で紹介していく。




ヴィッセル神戸 GK前川黛也 写真:Getty Images

GK:前川黛也(ヴィッセル神戸)


アルビレックス新潟を相手に1-0と無失点勝利を挙げたヴィッセル神戸。決して簡単な試合ではなかったが、そんな中でGK前川黛也の高い集中力と技術は光っていた。新潟の左右の揺さぶりにも動じない鋭い反応のセービングに、グラウンダーの速いクロスにも冷静に対応するなど、安定感のある働きで勝利に貢献した。




川崎フロンターレ DF高井幸大 写真:Getty Images

DF:高井幸大(川崎フロンターレ)


横浜FCを相手に3-0と快勝した、今第20節の川崎フロンターレ。無失点でのこの勝利は、DF高井幸大がより自信をつけるきっかけになったことだろう。特に速さと強さを武器に迫る横浜のFWマルセロ・ヒアンに対しては抜群の対応力を披露。ベテラン選手がベンチにいる中で、自身の存在感を改めて見せつけチームに完封勝利をもたらした。




アビスパ福岡 DFドウグラス・グローリ 写真:Getty Images

DF:ドウグラス・グローリ(アビスパ福岡)


今季ここまで高い攻撃力を誇る北海道コンサドーレ札幌。そんな札幌をホームに迎えたアビスパ福岡は2-1と接戦をものにした。猛攻を受ける中、DFドウグラス・グローリは守備だけでなく攻撃面で魅せた。守備ではPK献上もあったが、攻撃では幻のゴールシーンとなってしまったこぼれ球への好反応や同点弾の起点となる鋭い縦パスを入れるなど存在感を示した。




川崎フロンターレ DF登里享平 写真:Getty Images

DF:登里享平(川崎フロンターレ)


横浜FCのスピードに序盤戦苦しんだ今第20節の川崎フロンターレ。しかし、頼れるベテランサイドバックDF登里享平のクロスで均衡を破り、終わってみれば3-0と快勝を遂げた。先制点のアシスト以外でも、ボール奪取から斜めの素早いスルーパスなど、相手の守備陣を脅かすプレーで勝利に貢献した。




アビスパ福岡 DF湯澤聖人 写真:Getty Images

DF:湯澤聖人(アビスパ福岡)


Jリーグ屈指の攻撃力を誇る北海道コンサドーレ札幌をホームに迎えた今第20節のアビスパ福岡。1点を先行される難しい展開の中、途中から出場したDF湯澤聖人の逆転ゴールで勝利を飾った(2-1)。そのゴールシーンも含め、前への献身的なスプリントが目立った湯澤。今季初ゴールは、チームに連勝をもたらす貴重なゴールとなった。


川崎フロンターレ MFジョアン・シミッチ 写真:Getty Images

MF:ジョアン・シミッチ(川崎フロンターレ)


直近は上位勢を相手に2戦勝ち無しと、停滞感ただよう川崎フロンターレだったが、今第20節は横浜FCを相手に3-0と快勝。次節の首位横浜F・マリノス戦に向け、勢いとなる勝利を手にした。そんな試合で、攻守に存在感を発揮していたのがMFジョアン・シミッチだ。攻撃では安定したつなぎと高精度のフィードを、守備では相手のスピードを封じるタイトな守備をそれぞれ披露した。




ヴィッセル神戸 MF齊藤未月 写真:Getty Images

MF:齊藤未月(ヴィッセル神戸)


序盤に奪った1点を守り切り、アウェーの地で勝利を掴んだ今第20節のヴィッセル神戸(対アルビレックス新潟1-0)。そんな貴重な先制点のきっかけを作ったのがMF齊藤未月だ。相手のビルドアップに対して、FW武藤嘉紀と挟み込むように追い込みボール奪取。結果的に唯一の得点につなげている。また、新潟の攻撃を受ける機会も多い中、瞬時に危険なエリアを塞ぐカバーリング力を見せるなど、高い守備力で勝利に貢献した。




ガンバ大阪 MF福田湧矢 写真:Getty Images

MF:福田湧矢(ガンバ大阪)


5月28日のアルビレックス新潟戦以降、トンネルを抜けて絶好調のガンバ大阪。今第20節も京都サンガを相手に1-0と接戦をものにし、これで6戦負けなしと好調を維持した。そんな貴重な先制ゴールを挙げたのが、右サイドに入ったMF福田湧矢だ。前半から前で積極果敢な追い回しを見せ、得点シーンは大外からのダイビングヘッド。交代するまで背後を狙う姿勢を見せるなど、気迫のこもったプレーで勝利の原動力となった。




サガン鳥栖 MF堀米勇輝 写真:Getty Images

MF:堀米勇輝(サガン鳥栖)


セレッソ大阪に2-1と逆転勝利を挙げた今第20節のサガン鳥栖。反撃のきっかけとなる同点弾を決めたのがMF堀米勇輝だ。後半戦も中盤に差し掛かる時間帯、エリア内でボールを持つと技ありのアウトサイドシュート。相手に当たりながらキーパーの頭上を越える軌道でゴールに吸い込まれる美しいゴールでゲームを振り出しに戻した。そのほかの場面でも精度の高いクロスで決定機を作るなど、自身の技術の高さを存分に発揮したゲームとなった。




アビスパ福岡 FWルキアン 写真:Getty Images

FW:ルキアン(アビスパ福岡)


得点力では上位勢にも引けを取らない北海道コンサドーレ札幌を相手に、2-1と逆転勝利を収めた今第20節のアビスパ福岡。その2得点でいずれもアシストをマークしたのがFWルキアンだ。相手にボールを握られる時間も長い中、冷静な判断と正確な技術でFWウェリントン、DF湯澤聖人のゴールを演出。終盤までサイドの守備でも冷静な対応を見せるなど、献身的な働きで勝利を呼び込んだ。




ヴィッセル神戸 FW大迫勇也 写真:Getty Images

FW:大迫勇也(ヴィッセル神戸)


首位横浜F・マリノスを追うヴィッセル神戸は、今第20節でアルビレックス新潟と対戦し1-0と緊迫した試合を制した。この唯一の得点を奪ったのが、今季絶好調のFW大迫勇也だ。ハイプレスから得たチャンスを決めきる決定力は流石の一言。そのほかにも決してチャンスは多くなかったが、ポスト直撃のボレーを放つなど見せ場を作っていた。

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