マンUで黄金時代を築いたルーニー…英メディアが歴史を振り返る
2017年7月10日(月)12時5分 サッカーキング
イングランド代表FWウェイン・ルーニーは9日、古巣であるエヴァートンへ移籍した。
マンチェスター・Uで559試合に出場し253ゴールを積み重ねたルーニーは、2010−11シーズンのプレミアリーグ第27節マンチェスター・C戦で決めた美しいオーバーヘッドシュートを始め、サポーターに様々な感動と勝利を与えてきた。5度のリーグ優勝に加えて、リーグカップ3回、FAカップ3回、コミュニティ・シールド4回、チャンピオンズリーグ1回、クラブワールドカップ1回、そしてラストシーズンとなった昨シーズンにヨーロッパリーグ優勝を果たした。
2010年にはイングランドサッカー選手協会(PFA)が主催する年間最優秀選手賞を受賞、2度の最優秀若手選手賞、さらにクラブ年間最優秀選手賞にも3回選ばれている。
『BBC』のサイモン・ストーン氏は「ルーニーはボビー・チャールトン氏(元イングランド代表)や故ジョージ・ベスト氏(元北アイルランド代表)、デニス・ロー氏(元スコットランド代表)、エリック・カントナ氏(元フランス代表)、クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)よりもたくさんのトロフィーを勝ち取った。たくさんのゴールをもたらし、より多くの試合に出場した」
「しかし、彼のクラブへの愛情が本物であるかを判断するのは難しい。ルーニーは2010年にクラブを『野心が欠如した』と非難して去ろうとしていた。潜在的に満たされていなかったんだと思う。デイヴィッド・ベッカム(元イングランド代表)の時と同じように時間が経つにつれてマンチェスター・Uでのキャリアを考え始めたんだろう。これから新しい選手が数多くクラブに加入する。しかし、彼の功績を超える選手が現れるのは難しい」とコメントした。
またマイケル・コックス氏は「ルーニーは戦術的に見ても面白い選手だ、なぜなら彼の最適なポジションがわからないからね。ポール・ガスコイン氏(元イングランド代表)のように『10番』の役割を完ぺきに果たしていた。力強いドリブルやパスで攻撃陣を牽引したけど、同時に戦術的規律も持ち合わせていた。09−10シーズンには全試合で35ゴールを挙げストライカーとしても類稀なる才能を披露した。さらに近年では加速力の減少によりMFの位置に活躍の場を求めた」
「ルーニーは一貫してストライカーとしてプレーしたがっていたが、アレックス・ファーガソン監督やそのあとに監督業についた人物は、彼にその役割だけを与えることはなかった。にもかかわらず、国内リーグや国外カップ戦においてトップスコアラーと同じように活躍できたことは驚異的だ。イングランド代表でも同様に数々のゴールを挙げてきた。常に精神面、体力面、戦術面で様々な違いがあったはずで、1シーズン不調な時期もあったけれど、キャリアで見たときに常にスタープレーヤーだ」とコメント。
13年ぶりの古巣復帰を果たし「チームメイトとの顔合わせや、練習、試合が待ち切れない。有頂天になっているよ」と復帰を喜ぶルーニーは、「エヴァートンは優勝すべきクラブだ。僕らは優勝争いやトロフィー獲得に向けて大きく前進している」と意気込んだ。マンチェスター・Uで数々の栄光を掲げてきたルーニーの新たなるチャレンジから目が離せない。
以下ルーニーのマンチェスター・U在籍中のデータ。
《ゴール詳細》
右足…195ゴール
左足…28ゴール
ヘッド…30ゴール
ペナルティーエリア内…216ゴール
ペナルティーエリア外…37ゴール
PK…27ゴール
FK…6ゴール
《最もゴールを挙げた相手チーム》
アストン・ヴィラ…14ゴール
ニューカッスル…13ゴール
アーセナル…12ゴール
フルアム…12ゴール
ウェストハム…12ゴール
マンチェスター・C…11ゴール
《マンチェスター・U歴代最多得点者》
ウェイン・ルーニー…253ゴール
ボビー・チャールトン…249ゴール
デニス・ロー…237ゴール
ジャック・ロウリー…211ゴール
ジョージ・ベスト…179ゴール
デニス・ヴァイオレット…179ゴール
ライアン・ギグス…168ゴール
マンチェスター・Uで559試合に出場し253ゴールを積み重ねたルーニーは、2010−11シーズンのプレミアリーグ第27節マンチェスター・C戦で決めた美しいオーバーヘッドシュートを始め、サポーターに様々な感動と勝利を与えてきた。5度のリーグ優勝に加えて、リーグカップ3回、FAカップ3回、コミュニティ・シールド4回、チャンピオンズリーグ1回、クラブワールドカップ1回、そしてラストシーズンとなった昨シーズンにヨーロッパリーグ優勝を果たした。
2010年にはイングランドサッカー選手協会(PFA)が主催する年間最優秀選手賞を受賞、2度の最優秀若手選手賞、さらにクラブ年間最優秀選手賞にも3回選ばれている。
『BBC』のサイモン・ストーン氏は「ルーニーはボビー・チャールトン氏(元イングランド代表)や故ジョージ・ベスト氏(元北アイルランド代表)、デニス・ロー氏(元スコットランド代表)、エリック・カントナ氏(元フランス代表)、クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)よりもたくさんのトロフィーを勝ち取った。たくさんのゴールをもたらし、より多くの試合に出場した」
「しかし、彼のクラブへの愛情が本物であるかを判断するのは難しい。ルーニーは2010年にクラブを『野心が欠如した』と非難して去ろうとしていた。潜在的に満たされていなかったんだと思う。デイヴィッド・ベッカム(元イングランド代表)の時と同じように時間が経つにつれてマンチェスター・Uでのキャリアを考え始めたんだろう。これから新しい選手が数多くクラブに加入する。しかし、彼の功績を超える選手が現れるのは難しい」とコメントした。
またマイケル・コックス氏は「ルーニーは戦術的に見ても面白い選手だ、なぜなら彼の最適なポジションがわからないからね。ポール・ガスコイン氏(元イングランド代表)のように『10番』の役割を完ぺきに果たしていた。力強いドリブルやパスで攻撃陣を牽引したけど、同時に戦術的規律も持ち合わせていた。09−10シーズンには全試合で35ゴールを挙げストライカーとしても類稀なる才能を披露した。さらに近年では加速力の減少によりMFの位置に活躍の場を求めた」
「ルーニーは一貫してストライカーとしてプレーしたがっていたが、アレックス・ファーガソン監督やそのあとに監督業についた人物は、彼にその役割だけを与えることはなかった。にもかかわらず、国内リーグや国外カップ戦においてトップスコアラーと同じように活躍できたことは驚異的だ。イングランド代表でも同様に数々のゴールを挙げてきた。常に精神面、体力面、戦術面で様々な違いがあったはずで、1シーズン不調な時期もあったけれど、キャリアで見たときに常にスタープレーヤーだ」とコメント。
13年ぶりの古巣復帰を果たし「チームメイトとの顔合わせや、練習、試合が待ち切れない。有頂天になっているよ」と復帰を喜ぶルーニーは、「エヴァートンは優勝すべきクラブだ。僕らは優勝争いやトロフィー獲得に向けて大きく前進している」と意気込んだ。マンチェスター・Uで数々の栄光を掲げてきたルーニーの新たなるチャレンジから目が離せない。
以下ルーニーのマンチェスター・U在籍中のデータ。
《ゴール詳細》
右足…195ゴール
左足…28ゴール
ヘッド…30ゴール
ペナルティーエリア内…216ゴール
ペナルティーエリア外…37ゴール
PK…27ゴール
FK…6ゴール
《最もゴールを挙げた相手チーム》
アストン・ヴィラ…14ゴール
ニューカッスル…13ゴール
アーセナル…12ゴール
フルアム…12ゴール
ウェストハム…12ゴール
マンチェスター・C…11ゴール
《マンチェスター・U歴代最多得点者》
ウェイン・ルーニー…253ゴール
ボビー・チャールトン…249ゴール
デニス・ロー…237ゴール
ジャック・ロウリー…211ゴール
ジョージ・ベスト…179ゴール
デニス・ヴァイオレット…179ゴール
ライアン・ギグス…168ゴール