単回収率102%!福永騎手は買い!東大HCが「内枠」を徹底分析

7月10日(金)11時5分 SPAIA

騎手内枠データインフォグラフィックⒸSPAIA

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福永×内枠はオッズがおいしい

先週のCBC賞では2年前のスプリンターズS2着馬ラブカンプーが復活の重賞初勝利。近走は極度の不振に苦しんだものの、かつてのスプリント国内最強馬ファインニードルにクビ差まで迫った実力は伊達ではなかった。
ラジオNIKKEI賞ではバビットが逃げて上がり最速を叩き出す走りで、2着パンサラッサに5馬身差をつける快勝。当初騎乗予定だった団野大成騎手の落馬負傷で、急遽代役を任されたベテラン内田博幸騎手が一気に重賞ウィナーへと導いた。
この2重賞はともに逃げ切り、そして「1・2枠」の馬が1・3着を独占とコースロスのない競馬をした内枠の馬の活躍が目立つレースでもあった。今週のコラムのテーマは「内枠」。内枠でこそ買いたい騎手、種牡馬に加え、内枠を狙いたいコースを分析する(「内枠」は1・2枠を指す。データは2015年7月11日〜2020年7月5日)。
まずは騎手別成績を確認する。

過去5年の1・2枠騎手別成績ⒸSPAIA


回収率の点で外せないのが福永祐一騎手。1・2枠に入った際の単回102%・複回91%は堂々の好成績だ。年別成績で見ても2016年から昨年まで単回90%台を下回ったことは一度もなく、いつでも使えるデータといえる。競馬ファンにはビッグアーサーの幻影がちらつくのも無理はないが、1枠1番・10番人気パフォーマプロミスを勝たせた今年の鳴尾記念など重賞でも好騎乗が光る。狙わない手はない。
内枠といえば白帽を引いたロジャーバローズをダービー馬にのし上げた浜中俊騎手も期待が持てるジョッキーの一人。単回107%は福永騎手を上回り、ダートに限定すると単回112%・複回110%と単複プラスに突入する。馬券的に狙いたいのは「乗り替わり×内枠」で、この条件では単回115%・複回105%、ダートに限定すると単回155%・複回138%という極めて優秀な数字をマークしている。
単回106%の池添謙一騎手は対照的に芝に好成績が集中しており、単回は123%まで上昇している。大ベテラン横山典弘騎手は内枠の人気馬を確実に好走させていて、1番人気馬は【26-12-5-19】勝率41.9%・連対率61.3%という水準以上の成績だ。また騎乗回数が少ないものの、短期免許で来日する外国人ジョッキーは皆そろって内枠の回収率が良い。すっかりおなじみのスミヨン・ボウマン・シュタルケ・C.デムーロの4騎手は全員単回100%を超えている。

夏競馬の内枠狙いは4コース

過去5年の1・2枠コース別成績ⒸSPAIA


続くコース別成績は夏競馬の舞台から回収率の観点でピックアップした。
ダリア賞などが行われる新潟芝1400mは単回148%・複回82%。下級条件を中心に内枠が走っており、1勝クラス以下に限ると単回は178%にまで達する。前走外枠からの内枠替わりも馬券的には見逃せない条件で、前走5枠より外→内枠に限定すると単回188%だ。
サマースプリントシリーズの一角をなすキーンランドCの舞台、札幌芝1200mも単回97%と出走馬を精査すればプラスが十分狙えるコース。例として前走同距離組に限ると単回は126%と評価できる値になり、前走同騎手組では単回132%。距離・騎乗経験のあるコンビから馬券を組み立てたい。
小倉記念の舞台、小倉芝2000mは単回90%と及第点の数字。先週日曜に巴賞が施行された函館芝1800mは内枠×人気馬の信頼度が極めて高く、2番人気以内では【11-4-8-9】複勝率71.9%という驚異的な値を残している。巴賞では2枠2番のレッドサイオンが1番人気を裏切ってしまったが、基本的には全幅の信頼を置いていい条件だ。

1枠1番でダービーを制した父の血

最後に内枠で狙いたい種牡馬をチェックする。

過去5年の1・2枠種牡馬別成績ⒸSPAIA


内枠で推奨したいのはロードカナロア。自身は現役時代の全走で3着以内という日本競馬史に残る屈指の安定感の持ち主だったこともあり、特段内枠が得意なイメージはないが、産駒は単回115%を叩き出して適性を披露している。特に距離が伸びる1400m〜1800mにおいて馬券妙味があり、該当条件では単回136%・複回83%。思い切ってアタマに据えると思わぬ高配当が期待できそう。
1枠1番からダービー馬の栄光をつかんだキズナの子も内枠が大得意。産駒のJRA重賞初勝利をプレゼントした函館2歳Sのビアンフェ、父を彷彿とさせる豪脚で京成杯を差し切ったクリスタルブラックはともに1枠1番だった。この「1枠1番」では【7-2-6-30】複勝率33.3%、単回210%(!)・複回97%という素晴らしい成績を残している。まだデビューしている産駒が少なく傾向は変化する可能性もあるが、父ゆかりの馬番には注目しておきたい。
2頭を上回る回収率を記録しているのがジャスタウェイ。全体で単回142%・複回108%、芝では単回198%・複回128%と聞けばベタ買いせざるをえない。特徴的なデータとしては1番人気で【11-6-4-6】複勝率77.8%とほぼ崩れていない点、稍重以下で単回174%、芝では単回283%という点が挙げられる。馬場が渋った時の内枠×ジャスタウェイはそれだけで買い目に入れておきたい。
ダート種牡馬からはシニスターミニスターを推奨。特別戦で圧倒的な成績を残しており、該当馬は【12-6-4-49】複勝率31.0%、単回241%。12勝のうち半数の6勝が6番人気以下と人気薄でも関係なく激走していることが要因で、片っ端から単勝を買うだけで手持ちのお金が倍以上になるデータだ。

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