巨人 岡本和で奪首!逆転3ラン&V犠飛の4打点 セ40勝一番乗り&鬼門マツダで今季初勝利

2024年7月10日(水)5時30分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人5−3広島(2024年7月9日 マツダ)

 巨人は9日、広島を5—3で下し、6月6日以来となる単独首位に浮上した。1点を追う4回に岡本和真内野手(28)が右越えへ逆転の15号3ラン。同点の8回には決勝の右犠飛を放つ4打点の活躍で、今季6試合で4敗2分けだった鬼門・マツダスタジアムで、待望の初勝利を挙げた。接戦を制したチームは5連勝。セ・リーグでの40勝一番乗りは、前回優勝した20年以来4年ぶりとなった。

 確実に仕留めた。それも、強振と軽打を使い分けて。岡本和が6月6日以来33日ぶりの単独首位に導く4打点。今季初の逆方向弾となった15号3ランも、3試合連続の決勝打となった右犠飛も、今季最も捉えている外角球だった。

 「しっかり当たってはいたので、犠牲フライには十分かなと思って走っていたんですけど、入ったのでびっくりした」

 フルスイングで放った打球は、自身も驚く一発となった。0—1の4回1死一、三塁。「めちゃくちゃいい投手なのでチャンスは少ないと思っていた」。7連敗中の難敵・森下の外角高めに浮いた136キロカットボールを逃さなかった。

 決勝の右犠飛は狙い通りのスイングだった。同点とされた直後の8回1死二、三塁。「いつも島内選手には捉えてもゴロだった。それで強引にいって浅いフライっていうのが多かったので、あの場面は何とか、外野フライを打てたらいいなと」。過去の対戦での傾向を頭に入れ、外角高め155キロ直球に逆らわずにバットを出した。

 主砲は割り切りを大事にする。1月の自主トレに参加していたソフトバンク育成の佐久間から「内角はどうやって打ってますか」と質問されると、「元々得意なの?」と聞き返した。「あまり…」という返答に「苦手なところを打とうとしなくていい。一番ダメなのはどっちも打てなくなること。割り切って打てるところを確実に」と説いた。その言葉を体現した2打席。外角のベルトから高めの球は、これで32打数15安打、打率・469、3本塁打となった。

 試合前のミーティングで阿部監督は「記者に鬼門だって言われるからいいかげん、勝とう」と言った。期待に応えた4番だが、マツダスタジアムの今季7試合目での初勝利と聞かされ「そうなんですか?」ととぼけた。15本塁打、50打点はリーグ2冠。「明日も頑張ります」。鬼門での勝利にも浮かれることなく、次を見据えた。(小野寺 大)

 ≪V確率は74%≫巨人のセ40勝一番乗りは20年以来44度目。過去43度のうち32度が優勝しており、V確率は74%になる。巨人はこの日が80試合目。80試合以上かかってセ40勝一番乗りは、79年に同日達成した巨人(86試合目)と阪神(83試合目)、15年の巨人(80試合目)に次ぎ延べ4球団目。過去3球団はいずれもV逸しているが、今季はどうか。

 巨人がマツダで今季初勝利(1勝4敗2分け)。昨年8月19日からの連敗を6で止めた。また、マツダでの広島戦は昨年4月7〜9日の3連戦から6カード連続で負け越していたが、2連戦の初戦を勝利したことでこちらの記録もストップした。

スポーツニッポン

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