キャデラックの新型クーペが、意匠登録申請書類から明らかに!

7月11日(水)9時0分 日本版Autoblog



キャデラックがクーペをデザインすれば、大抵それは壮観なものになるということに改めて気付かされた。気付かせてくれたクルマは、自動車情報サイト『Jalopnik』が発見した意匠登録申請用の画像で明らかになった。この書類には、キャデラックの新型車と思われる2ドア・クーペが、ほぼ全ての角度から描かれている。その中には、カッコ悪いと思うものが1枚もない。ただし、残念ながらこの書類にはクルマに関する情報が一切書かれておらず、現時点では謎に包まれたままだ。

それでも、これらの画像を見ただけで得られる情報は少なくない。このクルマは近年発表されたキャデラックのコンセプトカーと比べ、明らかにスポーティなルックスになっている。ファストバック・スタイルのルーフと短く切り詰められたデッキ・リッドを持ち、リア・バンパーにはそれに合ったディフューザーが装備されている。リア・フェンダーはかなりワイドだ。フロント・グリルの両側には大型のサイド・グリルが備わる。テールライトは通気用ベントをヒントにデザインされたようだ。全体的なプロポーションはむしろシボレーの「カマロ」と少し似ているが、サイズはもう少し大きい可能性がある。

また、このクルマはおそらく市販モデルではなく、コンセプトで終わるだろうということも予見できる。サイド・ミラーの支柱が量産車としては細すぎるし、大型ディフューザーやセンター・エグゾースト、それにリアの通気用ベントのデザインも、市販モデルとしては少々やりすぎに思える。ヘッドライトも小さすぎるのではないだろうか。

コンセプトであるなら(その可能性は高い)少し心配だ。市販化を期待したいところだが、キャデラックは美しいコンセプトカーを見せても市販化しないという悪しき前例がある。一見、現実的に見えるクルマであってもその傾向が強いのだ。思い出すのは「エミルラージ」と「シエル」の2台だ。ゴージャスな4ドア・コンバーチブルのシエルはともかく、エミルラージもクーペで、エレガントかつ地に足の着いたデザインだった。しかし両車とも市販化されることはなかった。「ATS」や「CTS」に、エルミラージのスタイリング・インスピレーションを見ることができたが、それらは同コンセプトの美しさを完全に取り込めてはいなかった。

また、最近のキャデラックはコンセプトカーを辛うじて市販化しても、その結果は決して素晴らしいものとはいえない。「ELR」は「コンバージ」コンセプトをベースに市販化したクルマだが、スタイリングは上手く引き継がれたにも拘わらず、退屈なパワートレインと酷く高額な値付けが販売の足を引っ張った。しかし、キャデラックはこれまで何度も我々の予想が間違っていると証明してきた。今回もそうなることを願っている。

By JOEL STOCKSDALE

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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