大谷翔平はオールスターで1位！ MLB公式サイトが出場全選手の格付けランクを発表「打者だけでも最高の選手だ」

シーズン前半戦で32本塁打と打ちまくった大谷。その打力はMLB公式サイトでも高く評価されている。(C)Getty Images

　ファンからの信頼を得て夢舞台に立つ偉才への興味は尽きない。

　現地7月11日にシアトルで行なわれるメジャーリーグのオールスターゲームに、大谷翔平（エンゼルス）は3年連続のファン投票での出場が決まっている。今季の前半戦は、打撃で打率.302、32本塁打、OPS1.050、出塁率.387、長打率.663のハイアベレージを記録。加えて投手としても17先発で7勝をマークし、WHIP1.10、被打率.189でも圧巻のスタッツを残し、エース級の働きを見せた。

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　エースでありながら絶対的な主砲でもある。メジャーリーグで異能ぶりを遺憾なく発揮する大谷はアメリカン・リーグで最多となる264万6307票を獲得。「野球の本場」の目の肥えたファンたちからも抜群の人気と評価をガッチリと掴む結果となった。

　華々しい舞台での活躍に現地メディアの期待も高まる一方だ。MLB公式サイトは「今年のオールスターで最も優れているのは誰だ」と銘打った今回の選出メンバー25名の格付けランキングを掲載。ロナルド・アクーニャJr.（ブレーブス）やムーキー・ベッツ（ドジャース）、ゲリット・コール（ヤンキース）、フレディ・フリーマン（ドジャース）といったタレントたちのなかで堂々の1位に大谷を選出した。

　記事を作成したウィル・リーチ記者は「明らかに他のスターたちよりもメガスターがいる」と指摘。そのうえで大谷を1位にピックアップした理由を記している。

「そう、今年のオオタニは投げない。ただ、彼は打者だけでも現在の野球界で最高の選手だ。もちろん彼は最高の投手でもある。今の彼は誰も成し得ないことをやっていて、まさしく最盛期にある。そんな男を我々は実際にその目で見るべきなんだ」

　昨年のオールスターで大谷は、先頭打者として打席に立ち、ドジャースの怪腕クレイトン・カーショウからセンター前ヒットをマーク。会場となったドジャースタジアムを大いに沸かせた。はたして、今年はいかなるプレーで観る者を魅了するのか。その一挙手一投足から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]