元鹿島・上田綺世にセリエAジェノア移籍浮上。スポルティングは獲得動かず

2023年7月11日(火)5時33分 FOOTBALL TRIBE

上田綺世 写真:Getty Images

 元鹿島アントラーズ所属選手の日本代表FW上田綺世は、ベルギー1部サークル・ブルッヘに所属。MF守田英正所属ポルトガル1部スポルティングCPへ移籍する可能性が低いとみられる中、ここにきてセリエA(イタリア1部)ジェノアが新天地候補に浮上している。


 イタリアメディア『カルチョライン』は今月10日、ジェノアの補強を特集した際に「スカウト陣の働きにより浮上した補強候補には、上田の名前も含まれている」とリポート。移籍金を500万ユーロ(約7億8000万円)以下と見積もりつつも、「買い取りオプションのレンタル移籍による上田獲得を検討している」と報じた。


 ジェノアは元日本代表FW三浦知良の古巣であり、第2次世界大戦前にセリエAを9度制した古豪。2021/22シーズンにセリエAで19位に終わり2部降格となったが、2022/23シーズンは2部で首位フロジノーネから勝ち点差7の2位。1シーズンでのセリエA復帰を果たしている。


 一方、ポルトガル紙『レコルド』の報道によると、スポルティングはポルトガル代表FWパウリーニョとポジション争い可能なストライカーの獲得を目指しており、トップターゲットにコヴェントリー所属FWヴィクトル・ギョケレスを指名。ギョケレス獲得失敗時の代替選手として上田をリストアップしていた。


 ただ同紙は今月7日に「スポルティングがギョケレス獲得にむけて、総額2400万ユーロ(約37億4000万円)の支払いでコヴェントリーと合意に達した」と報道。選手サイドとは5年契約を結ぶ予定であり、近日中にも公式発表される見通しであるため、上田獲得の可能性は低いとみられる。

FOOTBALL TRIBE

「上田綺世」をもっと詳しく

「上田綺世」のニュース

「上田綺世」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ