名古屋、FC東京からFW永井謙佑の完全移籍加入を発表…“恩師”率いる古巣に5年半ぶりの復帰

2022年7月11日(月)10時29分 サッカーキング

名古屋グランパスは11日、FW永井謙佑の完全移籍加入を発表 [写真]=Getty Images

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 名古屋グランパスは11日、FC東京からFW永井謙佑が完全移籍で加入することを発表した。なお、背番号は『45』を着用することも併せて伝えている。

 現在33歳の永井は2011年に福岡大学から名古屋グランパスへ入団すると、2012シーズンには明治安田生命J1リーグ30試合に出場し10ゴールを記録。2012年夏に行われたロンドンオリンピックでも活躍した永井は、2013年1月にRSリエージュ(ベルギー1部)へ加入した。しかし、レギュラーに定着できず、同年8月に名古屋グランパスに復帰。その後、3シーズン半に渡って同クラブでプレーしたが、2016シーズンに名古屋グランパスがJ2に降格すると、2017年にFC東京へ移籍した。

 今シーズンのJ1リーグ20試合に出場している永井は5年半在籍したFC東京退団に際し、クラブ公式サイトで感謝のコメントを残している。

「この度、名古屋グランパスに完全移籍をすることになりました。この5年半、楽しいことばかりで、ファン・サポーターのみなさんには感謝しかありません。 チームメイト・スタッフにも本当に感謝しています。それでも今回移籍を決断したことは、もう一度自分の中でもチャレンジをしたいという想いに嘘がつけなかったからです。2019シーズンの優勝争い、2020シーズンのルヴァンカップ優勝など、本当に東京での5年半は、かけがえないのない経験でした。コロナ禍になってからファン・サポーターのみなさんとふれあう機会が減ってしまい、そこだけが自分の心残りです。この感謝の想いは、このコメントだけでは表現できません。本当にありがとうございました」

 また、FC東京時代の恩師でもある長谷川健太氏が率いる名古屋グランパス復帰に際し、永井はクラブ公式サイトで意気込みを示している。

「お久しぶりです。FC東京より完全移籍で加入することになりました永井謙佑です。このたび、お話をいただいた時、真っ先に2016シーズンを思い出しました。勝利に貢献することが出来ずJ2への降格。翌シーズンに移籍することになり、このタイミングでグランパスへ戻って皆さんに合わせる顔があるのか悩みました。でも名古屋グランパスはプロとしてのキャリアをスタートさせてもらった特別なクラブです。グランパスでタイトルを目指し、グランパスに関わるすべての人にサッカーを楽しんでもらえるようなプレーが出来るよう全力で挑みたいと思っています。あらためて、よろしくお願いします」

サッカーキング

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