J2首位の町田、FC東京からDF鈴木準弥の加入を発表!「粉骨砕身の気持ちで闘い続けます」

2023年7月11日(火)19時21分 サッカーキング

今季J1では第6節鳥栖戦のみの出場となっていた鈴木 [写真]=三浦彩乃

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 FC町田ゼルビアは11日、FC東京からDF鈴木準弥が完全移籍にて加入することを発表した。

 鈴木は1996年1月7日生まれの現在27歳。清水エスパルスユース、早稲田大学を経て、ドイツ3部のアーレンでプロキャリアをスタートさせた。2019年に藤枝MYFCに加入。Jリーグでのキャリアを始めると、翌年にはブラウブリッツ秋田へと完全移籍した。2020シーズンは明治安田生命J3リーグ33試合の出場で2ゴールを挙げ、秋田の優勝およびJ2昇格に貢献。翌シーズンも主力として活躍を続けると、シーズン途中の2021年6月にFC東京へ完全移籍を果たした。

 FC東京での初年度は明治安田生命J1リーグ8試合、JリーグYBCルヴァンカップ2試合に出場。アルベル・プッチ・オルトネダ前監督が就任した2022シーズンは明治安田生命J1リーグわずか4試合の途中出場にとどまり、JリーグYBCルヴァンカップで5試合のピッチに立っていた。今シーズンも序列は変わらず。現在負傷離脱中の中村帆高や、長友佑都、徳元悠平らとのサイドバック定位置争いで遅れを取り、ここまで明治安田生命J1リーグ1試合、JリーグYBCルヴァンカップ2試合、天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会で1試合と、計4試合の出場にとどまっていた。

 完全移籍に際し、鈴木はFC東京のクラブ公式HPでコメントを発表。率直な心境を明かすとともに、ファン・サポーターへ感謝の言葉を綴った。

「FC東京のファン・サポーターのみなさま、2年間本当にありがとうございました。このたび、FC町田ゼルビアに完全移籍することになりました。FC東京に加入して2シーズンあまり、チームの力になれず悔しい気持ちで一杯です。でも、毎日本気で向き合ってきました。僕はきっと遅咲き、遠回り人間!未来は必ず明るい!サッカーができている幸せを噛み締め、前だけを見て進み続けたいと思います。一歩一歩駆け上がり、強くなります」

「最後になりますが、ファン・サポーターのみなさまの支えがあり2シーズンの間頑張ることができました。どこにいても青赤を見てFC東京だ!と思える僕もFC東京ファミリーになれたのかなと思います。本当にありがとうございました」

 また、新天地となる町田のクラブ公式HPでは「FC町田ゼルビアのみなさま、FC東京から完全移籍で加入することになりました鈴木準弥です。ゼルビアを象徴するような選手をめざして、粉骨砕身の気持ちで闘い続けます。僕を必要としてくださり、感謝の気持ちで一杯です。その感謝の想いをプレーで表現し、チームの目標を達成するために全力を尽くします。あらためてよろしくお願いします!ともに闘いましょう!」と意気込んだ。

 2023シーズン、FC東京は明治安田生命J1リーグ第20節終了時点で7勝5分8敗の勝ち点「26」を獲得。現在は11位につけている。一方、町田は明治安田生命J2リーグ第25節終了時点で16勝6分3敗という成績に。勝ち点「54」を積み上げ、首位を走っている。

サッカーキング

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