オートポリスの新たな5時間耐久KYUSHU Magical ENDURANCE GAME(マジ耐)は盛況に終わる

　7月11日、大分県日田市のオートポリスで新たな参加型5時間耐久レース『KYUSHU Magical ENDURANCE GAME（マジ耐）』が開催され、33台が無事にフィニッシュ。41号車TEAM LBJ ジェットの建売 TMR 真生が優勝を飾った。

　この『マジ耐』は、オートポリスが以前から構想を温め、今後オートポリスの名物イベントとして育てるべく生まれたレース。ウエストレーシングカーズのVITA-01を使ったワンメイクレースだが、サーキット走行の楽しさにこだわったレースだ。

　参加ドライバーによりハンデが設けられ、ピットストップ時間（標準7分）にプラス2分のハンディが課されるマジ速ドライバーが21名、逆にマイナス2分の優遇措置が適用されるウーマンドライバーが3名、キングドライバー（体重100kg以上）が3名、シニアドライバー（65歳以上）が4名エントリー。33台が争った。

　7月10日は九州で強い雨が降り、7月11日も天候が危惧されたが、関係者の願いが通じ曇り空の下、オンタイムでスタート進行が始まった。このレースは前日にクジ引きでグリッドが決められていたが、ポールポジションとなった#20 ABBEY RACINGを先頭にレースがスタートした。

　チームの戦略は分かれ、給油ストップ時間のハンデを覚悟しながら“マジ速ドライバー”に託すチームもいれば、ウーマンドライバー、キングドライバー、シニアドライバーを入れストップ時間をを短くするチーム、また燃費に徹し給油回数を減らすチームなど分かれた。

　雨が降りはじめた終盤には、シニアドライバーを擁する39号車SH-R☆B.BLANC☆耐久VITAが首位に立ち、そのまま優勝を飾るかと思われたが、ファイナルラップの日立Astemoコーナーでスピン。同一周回で後を追っていた41号車TEAM LBJ ジェットの建売 TMR 真生が優勝を飾り、記念すべき第1回マジ耐ウイナーとなった。3位には地元チームの47号車フジタ薬局・M/T・アポロ電工Vitaが入り、地元勢が金・銀・銅メダルを獲得した。

　メダル獲得チーム以外にも、チームに「楽しんで帰っていただきたい」との思いからたくさんの賞典が用意された。また、エントラントからも多くの高評価が聞こえている。各賞典は下記のとおりだ。

◎金メダル：#41 TEAM LBJジェットの建売TMR真生
◎銀メダル：#39 SH-R☆B.BLANC☆耐久VITA
◎銅メダル：#47 フジタ薬局・M/T・アポロ電工Vita
◎遠くから良く来たで賞：#86 NJK保険サービス☆CF亜衣☆VITA
◎Magicalウーマン賞：#47 フジタ薬局・M/T・アポロ電工Vita
◎やる気満々で賞：#50 DDR☆鶏八おいしいVITA
◎レジェンド賞：#39 SH-R☆B.BLANC☆耐久VITA
◎ポールポジション賞：#20 ABBEY RACING
◎マジ耐ナンバー賞（5位）：#1 DAISHIN☆Progrexx☆萬雲塾
◎マジ耐ナンバー賞（7位）：#72 ホッピー＆EKC with シュレック
◎マジ耐ナンバー賞（11位）：#2 MP RacingニルズVITA
◎マジ耐ナンバー賞（21位）：#86 NJK保険サービス☆CF亜衣☆VITA
◎9分クラス：#1 DAISHIN☆Progrexx☆萬雲塾
◎7分クラス：#47 フジタ薬局・M/T・アポロ電工Vita
◎5分クラス：#41 TEAM LBJジェットの建売TMR真生
★Magicalデザイン賞：#8 スティルウェイ☆ドロンボー一味VITA
★Magicalチームウェア賞：#72 ホッピー＆EKC with シュレック
★チーム一丸で賞：#42 島田組VITA☆冨吉レーシング
★盛り上がりすぎで賞：#86 NJK保険サービス☆CF亜衣☆VITA
★PRしたで賞：#70 ガレージゴトウ＆ダイニチwithCF亜衣
★印は自己申告チームを審査して賞典を授与

2021 KYUSHU Magical ENDURANCE GAME　決勝結果