西武、今年の期間限定ユニは青 「獅子風流(ししぶる)」に込められた思い

7月13日(金)18時8分 フルカウント

球団誕生40周年記念限定ユニ3部作の決定版

 埼玉西武ライオンズは7月20日の本拠地東北楽天戦から8月16日(木)の本拠地オリックス戦まで「ライオンズフェスティバルズ2018」を開催。期間中のホーム・ビジター計21試合で期間限定の「獅子風流(ししぶる)ユニフォーム」を着用する。昨年の「ライオンズフェスティバルズ2017」で着用した「炎獅子ユニフォーム」は、着用期間中に破竹の13連勝を遂げ話題となったが、今シーズンの「獅子風流ユニフォーム」はどのような経緯で制作されたのか。西武ライオンズ事業部長の井上純一さんに話を聞いた。

 西武ライオンズ誕生40周年の今年に向け「ライオンズフェスティバルズ限定ユニフォーム」3部作が一昨年から始動。ライオンズの球団歌「地平を駈ける獅子を見た」の歌詞から、2016年は「地は緑」のグリーン、2017年は「炎の色の獅子を見た」のレッド、そして今年は「空青く、風白く」からブルーが基調になった。

 鮮やかなブルーに、ライオンズの応援で有名なフラッグがなびく様子、そして白い風が表現された獅子風流ユニフォームは、近年、生地にワッペンを縫い付ける方法ではなく、プリントで直接生地に印字する昇華ユニフォームが主流となったため、グラデーションが美しく描かれている。

「フラッグの模様で旗がなびく様子、そして今年のチームスローガン『CATCH the FLAG 2018 栄光をつかみ獲れ!』にもあるように『ペナントをとるぞ』という思いを表現しました」

 そんな思いが込められたユニフォームだが、「獅子風流」というネーミングを決めるのには時間がかかったという。

「ライオンズフェスティバルズプロジェクトメンバーのほか、事業部全員に公募し、その中から選考しました。『サマースカイ』そして『獅子が目を覚ますか』にかけた『サマスカ』、常勝軍団の『常勝』にかけた『常青』、球団歌にもある『空青く風白く』にかけた『蒼天』、昨年の『炎獅子』に続く『蒼獅子』などに票が集まりましたが、ユニフォームの色を表すブルー、そして『振る』という動詞の響きで『ししぶる』に決めました」

「ししぶる」というネーミングに決まったものの、それをどの漢字で表すかで更に悩んだと井上さんは話す。

「最終的に『獅子舞る』か『獅子風流』にするかで悩みましたが、ユニフォームを見てすぐにわかる名前にしたいと思い、風が流れるという字を使った『獅子風流』にしました。今回のユニフォームの色は、かつてのライオンズブルー、現在のレジェンドブルーとは違う、獅子ブルーという位置付けにしていただければと思います」

ライオンズブルーは強い西武の象徴

 そう話す井上さんは、昨年の炎獅子ユニフォームでチームが好調だったこともあり、獅子風流ユニフォームの制作にあたりプレッシャーを感じていたという。しかし、ファンに受け入れられる自信はあると力を込める。

「ライオンズのファンは『強いから見に行くぞ』という方がたくさんいらっしゃると思います。そんな中、昔のライオンズブルーがファンの中では心の拠り所になっていることもよく理解しているつもりです。なので、40周年に当たってはいろんなところでライオンズブルーを使っています。今の色と過去の色を紡いできた40年があるので、今回の『獅子ブルー』も一定の評価を得られると信じています」

 チームは前半戦をパ・リーグ首位で折り返し、10年ぶりの優勝を目指す。井上さんは「獅子風流ユニフォームを着て、チームに応援での後押しを」とファンに呼びかける。

「このユニフォームを着ていただければ、スタジアムがブルーに染まり、一体感がすごく出ると思います。ファンの皆さんの応援の力が、選手に届くのではないかなという色使いになっています。ホームアドバンテージで、チームを後押ししていただければと思います」

 昨年は炎獅子ユニフォームで59年ぶりの13連勝を記録した。今年の夏は獅子風流ユニフォームで再び快進撃を見せることができるか。(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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