元巨人・黒江透修氏「世界の王」にあやかり免許返納を検討中

7月13日(金)16時0分 NEWSポストセブン

元巨人の黒江透修氏

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 日々の生活の足となり、仕事道具となるなど、長い年月を車とともに過ごしてきた高齢ドライバーが、運転をやめたり免許返納を迫られている。そんな社会の流れに従う人、抗う人はどんな感情を抱いているのだろうか。元読売巨人軍・コーチの黒江透修氏(79)に聞いた。


 * * *

 今年の12月で80歳になるけど、まだまだ現役バリバリだよ。少年野球を教えているし、北海道の大学野球部でコーチもしている。固定したボールをバットで打つ「Tボール」を幼稚園児や障害者に指導することもある。


 実際に打ったり投げたり、守備の実技を見せることも多いし、79歳になっても身体は軽やか。年に1回はTボールの大会があり、雑務も多くて、この歳になってもボケてる暇がない。


 だからまだ生活の足として自動車が必要なんだ。東京ドームにプロ野球の取材に行くこともあるし、孫の送り迎えにも車は欠かせない。年に数回は軽井沢や成田空港まで車で行くこともある。


 運転にはまだまだ自信があるし、危ない目に遭ったこともないね。「豆タンク」と呼ばれた現役時代は運転もハイスピードでぶっ飛ばしたけど、今はさすがに大人しくなった(苦笑)。それでも高速道路に乗ったらついアクセルを踏んでしまうね。


 ただし、若い時に比べて目が衰えて、反応が鈍くなっているのも事実だな。だから夜はできるだけ運転を控え、ナイター取材帰りも制限速度を守り、安全運転を心がけている。ゴルフや旅行は知人に迎えに来てもらうから、マイカーにガソリンを給油するのは2か月に1度で十分だよ。


 近所にでかけるのはもっぱらママチャリ。今はこれが便利で仕方ないけれど、そのうち補助輪をつけるか、三輪自動車にしないといけないかもね(苦笑)。


 ジャイアンツのV9時代には一緒に内野手として過ごし、福岡ダイエーホークス時代は俺が助監督として支え、球団初の日本一の喜びを分かち合ったワンちゃん(王貞治氏=78)は俺の2つ年下だけど、今年免許を返納したって言っていたよ。


 ワンちゃんは東京では中心部のマンション暮らしのようだし、ソフトバンクの会長で運転手付きの専用車もあるから、自分で車を運転することがなくなったみたい。


「世界の王」にあやかって、俺ももう一度だけ免許を更新して、その後は返納するつもり。いつまでも現役バリバリと思っていても、自分を過信しないことが大切なのだろうね。


※週刊ポスト2018年7月20・27日号

NEWSポストセブン

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