球宴で”異例”のラブコールを浴びた大谷翔平にマリナーズ移籍の可能性が浮上!?米メディアは「魅力的な移籍先となる可能性も」

2023年7月14日(金)15時25分 ココカラネクスト

去就が注目される大谷。マリナーズも手を上げるのだろうか(C)Getty Images

 ラブコールは今も鳴り止んではいないのだろうか。

 エンゼルスの大谷翔平は現地時間7月11日(日本時間12日)に行われたオールスターゲームで、今年も多くのファンから喝采を浴びた。自身3年連続、3度目の出場となった今回、打者として先発出場し、2度、打席に立っている。初回、4回で迎えた2打席とも、大谷がバッターボックスに入るや否やTモバイルパーク球場全体が「Come to Seattle!(シアトルに来て)」との大声援に包まれるという、異例の光景がみられた。

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 今オフにFAとなる見込みであり、今夏でのトレード移籍の噂も絶えない大谷に対し、マリナーズ入りを望む地元ファンからの大合唱による「オファー」が行われたことは言うまでもない。

 試合前日にも記者会見で今後についての質問が飛ぶなど、球宴期間でもその去就が大きな話題となっている大谷。これまでも多くの移籍先候補となる球団名が挙がってきた中で、現地メディアでは今回のシアトルでの大谷への歓声も、新たな選択肢に繋がるのではないかとの見方も報じられている。

 米スポーツサイト『Sportsnaut』では、現地時間7月13日(同14日)、大谷のマリナーズへの移籍を論じるトピックを配信した。その中で「8月1日のトレード期限を前に、エンゼルスのPO進出が厳しくなった場合、ドジャース、ヤンキース、メッツがトレードで獲得に乗り出すと言われている」と綴っており、その上で、シーズン後のFAではマリナーズもチャンスがあると主張している。

 同メディアは、オールスターでのスタンドの反応に触れながら、大谷がシアトルを「魅力的な街」と語ったことや、大谷自身がマリナーズのファンだったことなどを理由として挙げており「MLBのフリーエージェント期間中にマリナーズがスーパースターを獲得する可能性がある」と指摘。

 また、他にも「物流上のハードルがある」と述べ6億ドル以上とも囁かれる巨額契約を結ぶことがマリナーズには困難であるとしながらも、シーズン終了後のFAでの獲得への見込みを以下の様に記している。

「シアトルはオオタニにとって魅力的な移籍先となる可能性は十分にあり、若きスーパースター、フリオ・ロドリゲスとチームを組むというアイデアは理にかなっている。これを実現するためには、明らかに多くのことが整う必要がある。それには、マリナーズのオーナーであるジョン・スタントンが小切手帳を開くことも含まれる」

 マリナーズの地元ファンによる熱意が大谷本人に直接伝えられた今回のオールスターゲーム。再開を迎えるレギュラーシーズンでも、二刀流スターに対する各球場のファンやメディアの反応が大きな関心事の1つになりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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