「気持ちが楽になる」状態が心配される阪神・サトテルに球界のレジェンドOBが授けた愛ある「アドバイス」とは

2023年7月14日(金)11時29分 ココカラネクスト

打撃状態が心配されている佐藤輝(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 阪神は7月13日のDeNA戦(甲子園)に0−4と今季10度目の完封負けを喫した。貧打が課題となる中、若き主砲の状態も心配されている。

 前半戦最終の首位攻防戦、甲子園を訪れた阪神ファンには残念なシーンが広がった。

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 先頭打者が6度出塁と好機は作りながら、決定打に欠けた。DeNA投手陣の前に13三振、11残塁の拙攻に苦しんだ。シェルドン・ノイジーの欠場で「3番・中堅」としてチャンスが回ってきた小野寺暖が猛打賞など明るいニュースもあったが、残塁の山とつながりを欠く打線に課題は残った。

 またこのところ注目を集めている佐藤輝明は「6番・三塁」で先発出場、2回の第1打席は中飛、4回一死一、二塁で回ってきた第2打席は空振り三振、3点を追う6回も同じく一死一、二塁の好機に空振り三振に倒れた。8回の第4打席に安打こそ出たものの、打率は・217まで落ち込んでいる。6月にプロ入り後2度目の降格を経て再昇格を果たしたものの、なかなか状態が上がってこないのが懸念されている。

 2年連続20本塁打をマーク、今季は4番の大山悠輔とともにチームを支える主軸として期待を集める佐藤輝の現状に関しては球界内からも様々な考察の声が上がっている。

 巨人でかつてエースを務め、レジェンドOBの一人、野球解説者の江川卓氏は自身のユーチューブチャンネル「江川卓のたかされ」を13日に更新。セ・リーグ各球団のここまでの戦いについて語る中で佐藤輝についても言及している。

 不振が続く佐藤輝明に関して江川氏は以前から「ピッチャーによってインコースを打つか打たないか、分けたほうがいい」と提言していた。インハイを攻められることが増えていることで、打撃フォームを崩す一因にもなっているが、中には打てるインコースを投げる投手もいるとして、自身のデータ分析、蓄積を踏まえて、攻略していったほうがいいとアドバイスしていた。

 ただ最近の打席でも「その選択をまだしていない」とした上で、気になるポイントとして「インコースの速いボールを無理に(打ちに)いっている」ことを挙げた。

 また、江川氏が佐藤輝のストロングポイントとして評価したのは「入ってきたときの良さはスイングが良くて柔らかかった」とした上で、最近に関しては「インハイを狙うようになると、(スイングで)振りまけないように硬くなっている」と持ち味のスイングの柔らかさが失われていることを危惧する場面も。

 打席で結果が出ないことで、どうしても体の使い方やスイングにも硬さが出がちと指摘した上で、状態改善のためには「インコースも入ってきたときのように(バットを)柔らかく振っていけば、気持ちも楽になる」と助言を送った。

 佐藤輝といえば、ルーキーイヤーの交流戦、2021年・5月28日の西武戦(メットライフドーム)で放った1試合3発の離れ業が大きく話題を呼んだ。ゆったりとしたスイングから豪快なアーチをかける姿に多くの人々も魅了され、一躍人気選手に駆け上がった経緯がある。

 時は流れ、今季でプロ3年目、主軸としての働きを求められるなど、すでに「お試し期間」は終わっている。ただ、2年連続20発をマークする長打力、飛ばす力は誰もが認める才能でもある。この苦しみを糧とできるか、前半戦は残り3試合、少しでも今後につながる芽を見出し、気持ち良く後半戦に臨みたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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