サウサンプトン加入の菅原由勢「プレミアは昔からの夢」…指揮官も期待「長年追ってきた」

　サウサンプトンに加入した日本代表DF菅原由勢が、プレミアリーグ挑戦の喜びを語った。14日に同クラブの公式サイトが伝えた。

　2019年夏に名古屋グランパスからAZへ渡り、同クラブで公式戦通算198試合に出場。2020年10月にデビューを飾った日本代表で13キャップを数えている右サイドバックは、14日にAZからサウサンプトンへの完全移籍が発表された。

　サウサンプトンと2028年6月30日までの4年契約を結んだ菅原は、「サウサンプトンに来ること、プレミアリーグに来ることは、僕にとって昔から大きな夢でした。ここにいられることにとてもワクワクしています」と喜びを示した。

「昨年夏のプレシーズンでサウサンプトンと対戦した際、とても良いサッカーをするチームという印象を抱きました。ロングボールを蹴らず、ショートパスを繋いでスマートにプレーしてきました。サウサンプトンは本当に良いクラブだと思っています。サウサンプトンからオファーを頂いた時、『イエス』と即答しました！」

　また、サウサンプトンのラッセル・マーティン監督も、クラブ公式サイトを通じてコメント。「ユキは私たちが長年追ってきた選手であり、彼のポジションでは私たちの第一候補でした。欧州クラブ大会での豊富な経験を含め、すでに高いレベルで多くの試合に出場しています。彼は才能にあふれた選手で、素晴らしいメンタリティを持っています。みなさんは彼の熱意と決意を感じることができるでしょう」と、菅原の活躍に期待を寄せた。


【公式画像】サウサンプトンが菅原由勢の加入を発表