【山形】鶴岡工・遠藤、サイクルで初戦突破「1打席1打席、精いっぱい」

7月14日(土)5時57分 スポーツ報知

7回2死一塁、サイクルヒットを決める左越え2ランを放つ鶴岡工・遠藤

写真を拡大


◆第100回全国高校野球選手権記念山形大会 ▽1回戦 鶴岡工10—6寒河江工(13日・荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた)

 鶴岡工の5番・遠藤正裕捕手(3年)がサイクルヒットを達成。寒河江工を10—6で下しての初戦突破に大きく貢献した。単打、二塁打、三塁打と順番に記録し、最後は高校初本塁打となる左越え2ラン。4打数4安打4打点の大暴れだった。新庄南は、米沢東・小国に12—11でサヨナラ勝ち。先発し4回7失点を喫した斎藤玲(3年)は、10—10の8回2死二塁、一度は勝ち越しとなる左前適時打を放つなどバットで意地を見せた。

 快音とともに打球が左翼に上がると、鶴岡工・遠藤は確信を持って走り始めた。風にも乗ったボールがポール際の芝生席で弾む。2点差に迫られた7回、2死一塁。ダメ押しの左越え2ランでサイクル安打を達成したが「(サイクル達成?)今、知りました。1打席1打席、精いっぱい。結果を残せて、勝てたのがうれしい」と笑った。

 初回から波に乗った。2死二塁から中前打でつなぐと、3回は無死三塁から右中間への適時二塁打。5回は1死一塁から右中間適時三塁打を放ち、サイクルにリーチをかけた。そして一振りで仕留めた2ランは、高校初本塁打。菅原伸監督(41)も「(本塁打でサイクルは)分かっていたけど、まさかな、と。遠藤様々ですね」と感謝した。

 背番号7の外野手だが、今大会は捕手を務める。大会3週間前に正捕手の阿部秀梧(2年)が左手中指を骨折。昨夏は控え捕手としてベンチに入っていた遠藤に、白羽の矢が立った。重圧はあるが、エースの佐藤泰成(3年)とは鶴岡二中からのバッテリー。体重が6キロ減るなど苦しみも実感しているが「2人でバッテリーを組んで甲子園に行くのが目標」と熱く語った。

 2回戦は、春の県2回戦で3—13とコールド負けを喫した日大山形。遠藤は「春は悔しい結果だった。名前負けせず、リベンジしたい。1人1人が仕事をすれば勝てる。チーム一丸で向かっていきたい」と言い切った。狙うは1994年以来、24年ぶり2度目の聖地。初戦で勢いを手にした古豪が、100度目の夏を駆け上がっていく。(山口 泰史)

スポーツ報知

「遠藤」をもっと詳しく

「遠藤」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ