【北北海道】紋別・柴門、元ハム浅沼コーチと二人三脚で成長

7月14日(土)5時59分 スポーツ報知

浅沼コーチ(右)から指導を受ける紋別・柴門

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 第100回記念全国高校野球選手権(8月5日開幕・甲子園)の出場権をかけた北北海道大会は14日、旭川スタルヒン球場で開幕する。13日には同球場で各校の公式練習が行われた。初出場の紋別はエース左腕・柴門尚憲(3年)が好投を決意。双子の熊谷拓三塁手、陸二塁手(ともに3年)がチームを先導する岩見沢農と1回戦で対戦する。

 感謝の勝利を贈る。人生初となる『スタルヒン』のマウンドで、紋別・柴門は土の感触を確かめるように投げ込んだ。スライダー、カーブ、チェンジアップを織り交ぜ26球。最後は自慢の直球で締め、左腕は「投げやすいですね。やっと、ここまで来られたので、まずは1勝がしたい」と誓った。

 高校から本格的に野球を始めた。小学4年から軟式野球を始めたが、進学した紋別上渚滑中は全校生徒がわずか14人。野球部はなく、陸上部に入部した。「正直、野球がやりたかった」。高校では3年間、離れた野球に戻る不安もあったが、支えとなった存在がいた。2016年春に紋別市の任期付き職員で、外部コーチに就任した元日本ハムの浅沼寿紀氏(28)だ。

 同じ左腕エースとして、旭川南高時代の07年センバツ甲子園に出場し、プロでもプレーした同コーチに、一からたたき込まれた。陸上部で鍛えた下半身のバネも生きて、みるみる成長。今春は北見地区2試合連続完封を成し遂げた。

 ただ、ここがゴールではない。浅沼コーチは、07年夏の北大会では準々決勝で敗れた。「浅沼コーチがいたから、ここまで来られた。(同コーチが)届かなかった舞台まで行きたい」と柴門。勝ち進むことが最高の恩返しだと分かっている。(清)

スポーツ報知

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