【北大阪】市岡 5年ぶり初戦勝ち 藤沢が追撃&逆転打「思い切りいこうと」

7月14日(土)7時8分 スポーツニッポン

<市岡・桜宮>7回2死満塁、走者一掃の逆転三塁打を放つ市岡・藤沢(撮影・平嶋 理子)

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 ◇第100回全国高校野球選手権記念北大阪大会1回戦 市岡6—4桜宮(2018年7月13日 豊中ローズ)

 第1回からの地方大会皆勤校、北大阪・市岡が、13年以来5年ぶりに初戦を突破した。5回を終え桜宮に1—4とリードされたが、中盤以降に粘りを発揮。見事な逆転勝ちに、今春に新任した野口諭史監督も笑みを浮かべた。

 「ナイスゲーム。持っているものを全部出してくれました。(勝因は)よく粘ってくれたこと。(リードされても)ベンチで“落ち着け、落ち着け”と声がけしていました。春以降の粘り強さが、出たと思います」

 勝利のヒーローは5番・藤沢だった。1—4の6回に右翼へ適時二塁打を放つと、2—4で迎えた7回の第4打席。1死満塁の好機で、桜宮の左腕・津田がカウント1—2から投じた外角チェンジアップに食らいついた。中堅右を抜けた打球は、走者一掃となる3点三塁打。「ファーストストライクから思い切り打っていこうと。良い仕事ができたと思います」。大粒の汗をぬぐいながら、チームの勝利を喜んだ。

 3安打4打点の活躍だったが、大会前は打撃不振を極めたという。指揮官も「出すか、出さないか迷いました」と振り返ったが、起用は吉と出た。

 そんな頼もしい後輩たちが、リベンジを成し遂げた。市岡OBでもある野口監督は3年春に8強進出を果たしたものの、迎えた夏は同じ桜宮に初戦でコールド負け。この日の朝のミーティングでは、19年前の悔しい経験を良き教訓に置き換えた。「オレたちは初回に7点取られ逆転できなかったが、1、2点先行されても大丈夫やからな」。その言葉通りの展開。劣勢をある程度想定した上での準備力も、逆転勝ちにつながった。

 「(100回大会での勝利は)うれしいだけではなく、重みも感じながらの1勝。OBの方から見えない力をいただいたと思います」

 若き指揮官は、先輩たちに感謝の言葉を忘れなかった。全国15校ある皆勤校にあって大阪府下では唯一。伝統の三本線とともに、激戦を勝ち抜く。

スポーツニッポン

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