「相撲が取れる状態ではない」栃ノ心 苦渋の休場決断…再出場へ意欲「2、3日冷やして」

7月14日(土)10時48分 スポーツニッポン

栃ノ心は稽古場には姿を見せたものの、師匠の春日野親方(右)と話し合って休場を決断

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 ◇大相撲名古屋場所7日目(2018年7月14日 愛知・ドルフィンズアリーナ)

 新大関の栃ノ心(30=春日野部屋)が大相撲名古屋場所7日目の14日、日本相撲協会に「右母趾(ぼし)MP関節側副靱帯(じんたい)損傷 約1カ月間の加療を要する見込みである」との診断書を提出し、休場した。前日6日目の取組で玉鷲に小手投げで破れた際、右足親指付近を痛めて病院に直行していた。

 新大関の休場は全休した2000年夏場所の武双山以来。再出場の可能性は残しているが、新大関で負け越せば同年名古屋場所の雅山以来になる。

 愛知県春日井市の所属部屋で14日の朝稽古後に、師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)が対応。「相撲が取れる状態ではない。残念です。本当に」と苦渋の顔つき。昨夜の様子については「本人は休む気がなかった。“痛いけどやる”と言っていた。昨日の時点では休むことは考えていなかった」と強調した。

 しかし、一夜明けて腫れも痛みも悪化。「どうだ、と聞いたら“痛い。踏ん張れない”と」。この日もまわしをつけて、左足先にテーピングをして軽く四股を踏んでみたものの、力が出せる状態にはほど遠かった。同親方は「劇的に変化して痛みが取れたら、もちろん出ます」と再出場の可能性にも触れたが、厳しい状況だ。

 栃ノ心も、「骨は大丈夫。じん帯が全部じゃないけど、ちょっと切れている。昨日より腫れている。痛い」と無念の表情。一方で「変な相撲は取れない。ちょっと悔しい。申し訳ない。2、3日冷やして良くなったら、また取りたい。(カド番は)考えたくない。出られるかもしれないし」と、再出場があきらめきれない様子だった。

 栃ノ心は6日目まで5勝1敗。休場は2017年初場所以来7度目。7日目の相手、正代は不戦勝となる。今場所は横綱の稀勢の里が初日から、白鵬が4日目、鶴竜は6日目から休場し横綱不在しており、新大関も欠く非常事態となった。

スポーツニッポン

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