日ハムの助っ人砲レイエスが“別人化”! 苦心の春先から一転、7月はOPS1.000超えで、驚異の「.221」も記録

2024年7月15日(月)12時16分 ココカラネクスト

日本でようやく自慢のパワーを発揮し始めたレイエス。(C)産経新聞社

 ドミニカ共和国の大砲が“本領”を発揮している。日本ハムの助っ人フランミル・レイエスだ。

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 7月14日に本拠地エスコンフィールドで行われたソフトバンク戦では、「4番・指名打者」で先発出場。6回に相手先発のリバン・モイネロから勝ち越しとなる7号ソロを左翼席へ運んだ。

 来日初の2試合連続アーチを放った29歳は、試合後のヒーローインタビューで「打った感触は完璧」と自画自賛。「良いピッチャーなので、空振りをしてもスイングで感覚をつかもうと思っていました。落ち着いて冷静なバッティングができたと思います」と好投手からの一打を振り返った。

 もっとも、開幕直後は多くの助っ人スラッガーがそうであるように、変化球を多彩に織り交ぜる日本野球に苦労した。3、4月の打撃成績は打率.170、2本塁打、OPS.599。得点圏打率も.100とことごとく精彩を欠いた。

 だが、昨冬のウインターリーグで本塁打と打点の二冠王に輝いていた29歳は、「日本で適切な教えを受ければ、最高のスラッガーのひとりになれる」(ドミニカ共和国のラジオ局『Z101 Digital』のエクトル・ゴメス記者談)という触れ込み通り、熱心な指導を受け、徐々に日本野球にアジャスト。そして、5月以降は“別人”のように打ち始めた。

 とりわけ圧巻なのは、この7月。打率.345、長打率.724、OPS1.130、得点圏打率.400と軒並みハイアベレージを記録。さらに長打率から打率を抜き、.200以上で「優秀」とされる指標「ISO」も.221と好結果を出している。

 全力プレーも怠らない献身的な姿勢も光る。そんな日本の水に馴染み始めたメジャー通算108発の新助っ人の勢いは増すばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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