元鹿島FW上田綺世はプランBも…現地でジェノア移籍待望論「三浦知良が…」
2023年7月15日（土）5時56分 FOOTBALL TRIBE
元鹿島アントラーズ所属選手の日本代表FW上田綺世は、ベルギー1部サークル・ブルッヘでブレイク。MF守田英正所属ポルトガル1部スポルティングCPへの移籍も噂されたが、FW三浦知良の古巣であるセリエA（イタリア1部）ジェノアも移籍先候補に浮上。現地メディアがジェノアの補強戦略を特集している。
イタリアメディア『カルチョライン』は今月10日に「ジェノアは買い取りオプションのレンタル移籍による上田獲得を検討している」と報道。イタリアメディア『カルチョメルカート』も14日に「三浦から30年後、また日本人がジェノアへやって来る」と見出しをうち、同選手の去就に注目している。
同メディアはサークルや日本代表における上田の活躍ぶりを絶賛。「サークルは1年前に150万ユーロ（約2億3000万円）を支払ったが、素晴らしいパフォーマンスのおかげで（移籍金が）4倍以上に跳ね上がった」と伝えている。
そして600万ユーロという移籍金額について「ジェノアにとってあまり高価ではない」と指摘。ただ一方でジェノア幹部の動きについて「彼らは他のターゲットに向かっているように見えるため、本格的な交渉はまだ行われていない。しかし移籍市場終了まであと1か月半あるので、どんなことも起こり得る」としている。
くわえて『カルチョメルカート』は上田の特集のみならず、「セリエAに上陸した最初の日本人選手は、ジェノアが市場の視野を広げることにも貢献した」と、三浦を絶賛している。
なおジェノアは第2次世界大戦前にセリエAを9度制した古豪。2021/22シーズンにセリエAで19位に終わり2部降格となったが、2022/23シーズンは2部で首位フロジノーネから勝ち点差7の2位。1シーズンでのセリエA復帰を果たしている。
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