U-24ブラジル代表がすごい!東京五輪の注目選手5人。ネイマール不在も豪華!アーセナル逸材FW、元バルセロナSBなどが連覇目指す

7月15日(木)6時0分 フットボールチャンネル

ブラジルサッカー連盟(CBF)は7月2日、東京五輪に臨むU-24ブラジル代表メンバーを発表した。連覇を狙う同国には、果たしてどのような選手が名を連ねたのだろうか。今回は、東京五輪本大会で注目すべきU-24ブラジル代表の5人をピックアップする。

頼れる38歳のオーバーエイジ

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DF:ダニエウ・アウベス(サンパウロ)
生年月日:1983年5月6日(38歳)
20/21リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト

 38歳ベテランDFダニエウ・アウベスがオーバーエイジ(OA:25歳以上)枠で選出された。母国ブラジルのバイーア下部組織出身であるアウベスは18歳でプロ契約を締結し、2001年11月にプロデビュー。2003年1月にセビージャへ移籍し、初めてブラジル国外へ挑戦することに。同年に行われたワールドユース(U-20ワールドカップ)では全試合に出場し、U-20ブラジル代表の優勝に貢献した。

 セビージャに移籍後のアウベスはすぐに主力に定着。2005/06シーズンのUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)MVPに輝き優勝に貢献。その後セビージャでの活躍が認められ、2008年7月にサイドバックの選手としては当時の最高額でバルセロナへ移籍。同クラブではUEFAチャンピオンズリーグ(CL)など数々のタイトルを獲得。2016年6月にはユベントスへ移籍となった。

 セビージャ、バルセロナ、ユベントスと活躍してきたアウベスは2017年にパリ・サンジェルマン(PSG)へ加入。リーグやカップ戦の優勝に貢献した。そして、2019年8月にサンパウロへ移籍となり、17年ぶりの母国復帰を果たした。

 意外にもアウベスは五輪出場経験がなく、東京大会が初の五輪になる。ブラジルは母国開催の前回大会でネイマールなどを擁し優勝を経験。連覇に期待がかかる中、アウベスへかかる期待も大きいだろう。アウベスの日本でのプレーが楽しみだ。

アーセナル期待の逸材

FW:ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル / イングランド)
生年月日:2001年6月18日(20歳)
20/21リーグ戦成績:28試合5得点1アシスト

 アーセナルに所属するFWガブリエウ・マルティネッリはブラジルのイトゥアーノ下部組織から2018年にトップチーム昇格を果たす。ブラジルで活躍したマルティネッリは18歳の誕生日を迎えた後の7月にアーセナルと長期契約を締結することになった。

 サンパウロ州選手権で活躍したと言えど、ブラジル4部相当に所属していたチームからプレミアリーグのクラブへ移籍するという異例の移籍となり、大きな注目を集めた。

 アーセナル加入初年度の序盤戦は出場機会が少なかったが、徐々に出番を与えられる。そのまま主力定着を期待されていたが、ハムストリングと膝の負傷で後半戦を棒に振ることに。それでもそのシーズンの公式戦で26試合10得点4アシストを記録。10代で二桁得点を記録したのは、アーセナルではニコラ・アネルカの98/99シーズン以来の快挙となった。

 センターフォワードや左ウィングを担うマルティネッリは左からのカットインを得意とする。縦への突破よりも、左から中央へ切り込むことを好む。また、ゴールへの嗅覚も抜群で空いたスペースに走り込み、ゴールを決めることができる。東京五輪での飛躍に期待したい。

ブラジルが誇る快速ウィンガー

FW:リシャルリソン(エバートン / イングランド)
生年月日:1997年5月10日(24歳)
20/21リーグ戦成績:34試合7得点3アシスト

 母国ブラジルのアメリカ・ミネイロ下部組織出身のリシャルリソンは2015年6月にトップチーム昇格。トップチーム昇格後、同選手は徐々に出場機会を重ね主力に定着する。最初のシーズンは24試合に出場し、9得点4アシストを記録した。

 同クラブでの活躍が認められたリシャルリソンは2015年12月にフルミネンセへ移籍。2017年7月にはアヤックスなどとの争奪戦を制したワトフォードが同選手との契約に成功。初のイングランドでのプレーとなった。

 2017/18シーズンのリシャルリソンは主力に定着し、そのシーズンのプレミアリーグで38試合に出場5得点5アシストを記録。2018年7月にはエバートンと5年契約を締結することになった。エバートンでは安定したパフォーマンスを見せ、左ウィングやセンターフォワード、さらにはトップ下などでプレーしている。

 リシャルリソンの特徴は圧倒的なスピードと強靭なフィジカルだ。競り合いでは強さを見せ、サイドではスピードを活かした突破も魅力的だ。自らもゴールを決めることができるが、パスでチャンスを演出することもできる。6月~7月にかけて行われたコパ・アメリカ(南米選手権)2021にブラジル代表として全試合に出場。ブラジルの準優勝に貢献している。A代表常連組のアタッカーは東京五輪でも輝くことができるだろうか。

レアルが期待するブラジルの至宝

MF:ヘイニエル(ドルトムント / ドイツ)
生年月日:2002年1月19日(19歳)
20/21リーグ戦成績:14試合1得点1アシスト

 同じく東京五輪にU-24日本代表として参加するMF久保建英との共演への期待や、ライバルとして見られているのが19歳のMFヘイニエルだ。レアル・マドリードが保有し、現在はレンタルでドルトムントでプレーしている。

 現在19歳の逸材はフラメンゴの下部組織出身で2019年にトップチームデビューを果たす。その後、18歳の誕生日を迎えた昨年1月19日にマドリーへ完全移籍となった。しばらくはカスティージャ(Bチーム)でプレーし、トップチームでのプレー機会を目論んでいたが、昨年8月にドルトムントへの2年間のレンタルが発表された。

 しかし、ドイツ1年目のシーズンは中々出場機会を与えられず。公式戦は14試合出場にとどまり、1得点1アシストと期待通りとはいかなかった。今季もドルトムントでプレーする予定だが、今後マドリーのトップチームでプレーするためにも東京五輪で自身の価値を証明したいところだ。

 卓越された技術を持つヘイニエルの特徴はボールキープ力とパスだ。フィジカルも活かしたボールキープで相手にボールを渡さない。さらにはパスで決定的なチャンスを演出する。若きブラジル代表を連覇に導くことができるか注目だ。

アヤックスの逸材ウィンガー

FW:アントニー
生年月日:2000年2月24日(21歳)
20/21リーグ戦成績:32試合9得点8アシスト

 サンパウロ下部組織出身であるアントニーは2018年9月にトップチーム昇格を果たす。同年11月にプロ初出場。2023年9月まで契約していたが、昨年2月にアヤックスへ加入となった。

 アヤックスではチェルシーに移籍したハキム・ツィエクの代役としての活躍に期待がかかっていた。20/21シーズンは開幕戦からスタメンに名を連ね、いきなりゴールも記録。その後も出場機会を積み重ね、そのシーズンのリーグ戦は32試合に出場9得点8アシストの活躍を果たした。

 この世代の中心として活躍するアントニーは東京五輪の南米予選にU-23ブラジル代表として出場。5試合に出場し、1得点1アシストを記録。ブラジルの東京五輪出場権獲得に貢献した。

 左利きであるアントニーは主に右ウィングのポジションを担う。テクニックを活かしたドリブル突破や決定機を演出するパスが魅力のウィンガーだ。アヤックスですでにリーグ優勝を経験している21歳の逸材が、東京五輪での活躍を誓う。

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