モウリーニョ、弟を亡くしたオーリエの起用に言及「彼の決断を尊重する」

2020年7月15日(水)17時4分 サッカーキング

トッテナムに所属するオーリエ [写真]=Getty Images

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 トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、弟を亡くしたコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエの起用に言及した。14日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 オーリエの弟であるクリストファー・オーリエは13日早朝にトゥールーズのナイトクラブでトラブルに巻き込まれると銃撃を受け、亡くなったことが明らかとなっている。

 トッテナムでは右サイドバックの主力として代えの効かない選手の一人となっているオーリエだが、実の弟を亡くした直後とあって15日に行われるニューカッスル戦に出場するかは不透明となっている。

 同試合の前日会見でモウリーニョ監督は「セルジュ・オーリエを起用できるかは大きな疑問符がある」と同選手が欠場する可能性があることを示唆した。

「私自身もクラブの他の人間も彼と話をしている。家族に悲劇的なことがあった人をサポートするという話をしただけだ。それとは別に、こういったことへの反応は人それぞれ違うものだ。だから、セルジュの決断を100パーセント尊重する」

「我々からプレッシャーを与えたりはしない。今日の午後、トレーニングの前後で彼がどのようにしたいかより理解できると思う。同じような気持ち、同じような痛みでも人は様々な反応を見せる。だからどうなるかは見ていこう」

 なお、本職の右サイドバックはオーリエしかいないトッテナム。仮にニューカッスル戦を欠場することになれば、U−21イングランド代表MFオリヴァー・スキップやU−21ポルトガル代表MFジェドソン・フェルナンデス、負傷明けのU−20イングランド代表DFジャフェット・タンガンガらの起用が予想されている。

サッカーキング

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