強姦・暴行容疑で起訴の元マンCのDFメンディ、約2年を経てすべて無罪と判決

2023年7月15日(土)9時52分 サッカーキング

無罪となったB・メンディ [写真]=Getty Images

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 複数の女性に対する強姦・暴行容疑で逮捕・起訴されていたマンチェスター・Cに所属していた元フランス代表DFバンジャマン・メンディが無罪となった。14日、イギリスメディア『BBC』や同『スカイスポーツ』などが伝えている。

 B・メンディは、2020年10月から2021年8月の間に行われたとされていた4件の強姦容疑と1件の性的暴行容疑で2021年8月に起訴されると、その後も何件か追加されるなど、複数の女性に対する性的暴行の罪で逮捕・起訴されていた。

 昨年8月10日より、裁判が開始され、今年1月には6件の強姦容疑と1件の性的暴行容疑に関しては無罪という判決が下されていたが、残り2件(強姦容疑1件、強姦未遂容疑1件)は評決に至らず、再審が行われることとなっていた。

 今回の裁判でその再審が行われ、男性6人女性6人からなる陪審員たちによる審議が約3時間15分にわたってされた後、B・メンディには無罪判決が言い渡されたという。なお、判決が読み上げられると、B・メンディは泣き崩れたことも伝えられている。

 裁判の後、無罪となったB・メンディの弁護士を務めるジェニー・ウィルシャーさんは「バンジャマン・メンディはこの事件の最初からあった噂やほのめかしではなく、裁判の証拠に焦点を当ててくれた陪審員たちに感謝しています。メンディ氏が裁判にかけられ、陪審員たちに無罪と言われたのはこれが2度目である。陪審員たちが正しい判決を下してくれたことを彼は喜んでいる」と声明を発表している。

 現在28歳のB・メンディは、2017年夏に5200万ポンド(当時レートで約75億円)の移籍金でモナコからマンチェスター・Cへと完全移籍し、同クラブでは公式戦通算75試合の出場で2ゴール14アシストを記録。2017年3月にはフランス代表デビューも果たし、通算10試合に出場していた。

 起訴された直後の2021年8月26日からマンチェスター・Cで出場停止となっていたB・メンディは、約2年を経て無罪となったが、先月末をもって同クラブとの契約期間は満了を迎えており、現在はフリーとなっている。

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