MotoGP:中上、ドイツGPは「ブレーキを握り込みすぎる」ミスで転倒リタイアに終わる

2018年7月16日(月)15時20分 AUTOSPORT web

 MotoGP第9戦ドイツGPの決勝レースを、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は転倒リタイアで終えた。今季2度目のリタイアは、自身のミスによるものだった。


 ドイツGPで、初日を総合7番手、予選ではQ2進出を果たして12番グリッドを獲得した中上。決勝レース朝のウオームアップ走行でも10番手につけ、いい流れで決勝レースを迎えていた。オープニングラップ、中上はポジションをひとつ上げ11番手で終えると、ヨハン・ザルコ(モンスター・ヤマハ・テック3)とポジション争いを展開していた。


 しかし5周目の13コーナーで、フロントを切れ込ませて転倒。今季2度目の転倒リタイアでドイツGPを終えた。


「オープニングラップの3コーナーから4コーナーにかけて、目の前で転倒があり、危なく巻き込まれそうになるところでした。幸いにも避けることができ、その後はザルコ選手と終始バトルを続けていました」


「彼の後ろについて走っていたのですが、最終コーナーで少しブレーキを握り込み過ぎるというミスをおかしてしまい、それが原因で転倒する結果になってしまいました」


 序盤から10番手圏内に近い位置でのポジション争いを繰り広げていただけに、「レースが終わったあとでは何とでもいえるのですが、完走していれば9位か10位は目指せていたと思います。今週はずっといい流れできていただけに、この結果は本当に残念」と悔しいレースとなってしまった。


 このザクセンリンクで、2018年シーズンMotoGPも折り返し。サマーブレイクを挟んで後半戦に入る。中上はその間、7月末に開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦する。ここ数戦での決勝レースのよくない流れを断ち切りうまく勢いをつけて、後半戦に挑みたい。

オープニングラップからザルコとポジション争いを展開した中上


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