TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW、ワークスライダーが加勢。星野と吉田の強力布陣でSSTクラス優勝奪還へ

2024年7月16日(火)13時10分 AUTOSPORT web

 TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは、7月19〜21日に三重県・鈴鹿サーキットで開催される『2024 FIM世界耐久選手権 ”コカ·コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会』に、星野知也、吉田愛乃助、そしてハンネス・スーマーを擁す。


 全日本ロードレース選手権に参戦しているTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは、EWCでも活動の幅を広げ、2019年の鈴鹿8耐でSST(スーパーストック)クラスの優勝を果たす。そして翌2019-2020シーズン第2戦セパン8耐では、SSTクラスで最上位グリッドからクラス3位表彰台を獲得した。


 以降もEWCでの活動を広げ、2022年は第3戦鈴鹿8耐でクラス3位(総合17位)、初挑戦のボルドール24時間は28位で完走を果たした。2023年の鈴鹿8耐も完走を果たして、ボルドール24時間にも参戦した同チームは、2024年の鈴鹿8耐にも参戦する。

ハンネス・スーマー(BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM)/2024EWC第1戦ル・マン24時間 予選


 ライダーラインアップは全日本ロードのフル参戦している星野と吉田に加え、新たにハンネス・スーマーを迎え入れる。スーマーはエストニア出身の26歳のライダーで、BMWファクトリー契約ライダーだ。EWCではBMWワークスのリザーブライダーであり、第1戦ル・マン24時間には予選まではワークスチーム、決勝はTecmas MRP BMW Racing Teamから走った。2度の事前テストにはスケージュールの関係で参加で出来ていなかったが、経験豊富な彼が新加入することで、新たな風が吹き込むことになりそうだ。


 BMWモトラッドののオフィシャルスポンサーチームであり、ここ数年海外のBMWチームとの交流もあるTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは、引き続きSSTクラスでしのぎを削る。マシンはBMW M1000RRを使用し、山下祐監督の下で「SSTクラス優勝を奪還すべくチーム一丸となって戦いく」とのことだ。

BMWワークスライダーのハンネス・スーマー(BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM)


■星野知也
「今年はハンネス・スーマー選手を乗せる事が決まり、これまで以上に鈴鹿8耐が楽しみです。長年チームの主力として走って来ましたが、ファクトリーチームのライダーと一緒に走れる事はとても刺激になると思いますし、違った感覚も持っていると思いますので、チームにとってはとても良い事だと思います」


「また吉田愛乃助選手が今年はレギュラーライダーとして参戦出来る事も嬉しく思います。申し分ない体制を作って頂いたので、2019年以来のSSTクラス優勝を獲るべく、頑張りますので応援宜しくお願い致します」


■吉田愛乃助
「いつも応援していただきありがとうございます。今年の鈴鹿8耐はライダーとして参加する事ができました。昨年はメカニックとしての参加でとても悔しい気持ちでしたが、今年はライダーとして参加するのでチームに恥じない走りをできるように全力で頑張ります」


「ファクトリー契約ライダーであるハンネス選手の走りを間近で見られる為、色々と学んでいきたいと思います。応援よろしくお願いいたします」


■ハンネス・スーマー
「TONE RT SYNCEDGE4413 BMWチームで初めて鈴鹿8時間耐久レースに出場できる事をとても楽しみにしています。非常に名誉あるイベントで、ライダーなら誰でもキャリアのどこかで出場したいと思っていると思います。レースウィーク中はコースやコンディションについて学ぶ事がたくさんありますが、チームが上位を目指して戦えるよう全力を尽くします」


■高村嘉寿チーフメカニック
「いよいよ鈴鹿8耐になります。この為に1年やってきたと思います。今年は、星野に加えて、吉田が第2ライダーに加わりました。1年間のチームでの生活でしっかり走れるようになり、この成長は本当に嬉しく思います。ベテランと一緒に学ぶことで得るものがあると思っています。そして、第3ライダーにエストニア出身のBMWファクトリーライダーのハンネス・スーマー選手を迎え入れることができました」


「BMWとの関係性だったり、チームの国際化を考えるととても嬉しく、ファクトリーライダーを迎えてレースができることに感謝します。この3名のライダーと共に、スーパーストッククラス優勝目指して良いマシンを作り上げていきます。皆さん応援よろしくお願いいたします」


■山下祐チーム監督
「今年の8耐は、自チームのライダーに加えて海外のライダーを走らせる事となりました。これまで日本人のみで国内外のレースに参戦してきましたが、車両がドイツ製、ゼックがアメリカ国籍、スタッフも英語でのコミュニケーションに慣れつつあり、海外のライダーと耐久レースを戦うという挑戦もチームにとって得難い経験となると思います。8時間後のチェッカーを良い結果で終えられるようチーム全員、全力で挑戦しますので、応援のほど宜しくお願いします!!」


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