アウディF1、燃料・潤滑油サプライヤー、bp/カストロールとのパートナーシップ契約を発表。長期スポンサー契約も

2024年7月16日(火)10時11分 AUTOSPORT web

 2026年からF1に参戦するアウディが、7月15日、イギリスのエネルギー関連会社bpと広範な新しい戦略的パートナーシップを結ぶことを発表した。独占スポンサーシップおよび技術的パートナーシップにより、bpはアウディF1ファクトリーチーム初の公式パートナーに就任する。


 この契約により、bpは、F1用の高度な持続可能な燃料を開発し、2026年からアウディに提供する。エンジン用潤滑油と、電気モーターおよびバッテリー用EVフルードは、bpの潤滑油ブランド、カストロールが開発する。


 技術提携に加え、アウディとbpは、長期的なスポンサーシップ契約を結ぶことにおいても合意した。bpはアウディF1チームの最初の公式パートナーとなり、この契約には、bp、カストロール、ドイツの燃料ブランドであるアラルのマーケティングおよびブランディング権が含まれる。


 今回の発表に際し、アウディは、bpとカストロールはすでに約2年前から、アウディF1パワーユニットから最大限のパフォーマンスを引き出すためのテストを緊密に協力し合って行ってきたと、明かした。

(左から)アウディF1代表オリバー・ホフマン、アウディF1チームCEOアンドレアス・ザイドル、bpマーケティング担当シニア・バイス・プレジデントのニコラ・バック


 アウディとbp/カストロールは1980年代からモータースポーツにおいてコラボレーションをしてきた関係であり、カストロール製品はアウディのモータースポーツファクトリープログラムのすべてにおいて使用されてきた。過去には、WRC、WEC、ル・マン24時間レース、世界ラリークロス選手権、フォーミュラE、DTMなどでパートナーシップが結ばれていた。


 2026年F1では技術レギュレーションが大きく変更され、新世代のパワーユニットが登場すると同時に、100パーセント持続可能な燃料が使用される。アウディはこのタイミングでF1に参戦することを決め、ザウバーを買収、ワークス活動のための準備を進めている。

アウディF1ショーカー


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