神戸は4連勝ならず 大迫勇也が古巣相手に躍動も…10人の鹿島に追いつかれドロー

2022年7月16日(土)19時59分 サッカーキング

鹿島と神戸が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第22節が16日に行われ、鹿島アントラーズとヴィッセル神戸が対戦した。

 直近4戦で1勝3分と足踏みが続く2位鹿島が、3連勝で上昇気流に乗る16位神戸をホームに迎えての一戦。神戸は新加入の飯野七聖が先発入りし、ムゴシャはベンチスタートとなった。

 こう着状態が続くなか、神戸は36分にアクシデントが発生する。武藤嘉紀が相手をかわそうと踏ん張った際に右足首を痛め、プレー続行を断念。E-1選手権の日本代表メンバーにも選ばれたストライカーは自ら歩いてピッチを後にし、代わって大迫勇也が投入された。

 スコアレスで折り返すと、52分に神戸が先制する。ハーフウェーライン付近でボールを受け取った大迫はドリブルで前進し、相手を引きつけて右の小田裕太郎に展開する。飯野と代わって後半頭から出場していた小田がクロスを送ると、大迫が頭で合わせてネットを揺らし、古巣相手に先制点を記録。大迫は3試合連続ゴールとなった。

 追いかける展開となった鹿島は58分に絶好機が到来。ペナルティエリア右で粘った鈴木優磨が浮き球で折り返し、エヴェラウドが頭で合わせる。シュートは枠を捉えていたが、ライン上で相手DF菊池流帆にブロックされてゴールとはならない。

 すると60分、鹿島に退場者が出る。ピッチ中央で大迫に入れ替わられたDFキム・ミンテが大迫を後ろから倒してしまい、2枚目のイエローカードを受け取った。ホームチームは10人でビハインドの状況を戦うことになった。

 87分、鹿島が試合を振り出しに戻す。広瀬陸斗が敵陣中央からロングボールを送り、ペナルティエリア右の鈴木が頭で折り返す。ボックス中央の和泉竜司がボレーで合わせて突き刺した。

 神戸はムゴシャを投入して勝ち越しを目指したものの、次の1点は生まれないまま試合終了。鹿島は3試合連続ドローとなり、神戸の連勝は「3」で止まった。次節は30日に行われ、鹿島は敵地で横浜F・マリノスと、神戸はホームで柏レイソルと対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 1−1 ヴィッセル神戸

【得点者】
0−1 52分 大迫勇也(神戸)
1−1 87分 和泉竜司(鹿島)

サッカーキング

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