2016年に米国で最も多く盗まれたクルマ ホンダ車が1位・2位を(今回も)独占

7月17日(月)10時0分 日本版Autoblog



今年もまた、米国で最も多く盗まれたクルマの順位を発表する時期がやって来た。上位にはお馴染みの車種が名前を連ねている。特に5位から1位までは昨年と全く同じ結果となった。まずは全米保険犯罪局(NICB)が調査した2016年に最も多く盗難されたクルマのトップ10台を見ていこう。リストはそのモデルの中で特に多く盗まれた年式と、カッコ内に総数を表記している。

10位 2000年型 ジープ「グランドチェロキー」(9,245万件)

9位 2008年型 シボレー「インパラ」(9,749件)

8位 2015年型 トヨタ「カローラ」(1万1,989件)

7位 2001年型 ダッジ「ラム」(1万2,128件)

6位 2015年型 日産「アルティマ」(1万2,221件)

10位から6位までで昨年と違うのは、新たにジープ グランドチェロキーがランクインしたこと。そして日産アルティマの人気(?)がトヨタ カローラを上回ったことだ。

5位 2016年型 トヨタ「カムリ」

昨年同様、米国で最も売れている乗用車が5位となった。ただし盗難台数は1,000台ほど増え、1万6,732件となっている。カムリは今年フルモデルチェンジするが、この傾向は来年以降も続くだろうか。

4位 2004年型 シボレー「シルバラード」

第4位はシボレーのフルサイズ・ピックアップ・トラック。シボレーは年間数十万台ものシルバラードを販売しているので、2016年の盗難被害が3万1,238件と聞いても驚きはない。ただし、5位のカムリと比べると倍近いことに注目していただきたい。中でも多く盗まれているのは、リフレッシュを受けた後の2004年モデルだ。

3位 2006年型 フォード「F-150」

米国で最も多く売れているクルマが、昨年も米国で最も多く盗まれたピックアップ・トラックとなった。たくさん売れているということは、窃盗犯にとってたくさんの獲物があるということ。昨年はシボレーより1,500台ほど多い3万2,721台が盗まれた。最も多かったのは11世代の2006年型だ。

2位 1998年型 ホンダ「シビック」

盗まれたオーナーは怒り心頭だろうが、ホンダ シビックが2位をキープし、2016年の被害件数は4万9,547件に上った。前年に比べて117件も多く、しかも3位には1万7,000件近い差をつけている。中でも1998年モデルは7,578件で、去年に続き一番盗難に遭っている。購入時には頭の片隅に入れておいていただきたい。

1位 1997年型 ホンダ「アコード」

2年連続で1位となったのは、ホンダ アコードだ。販売台数ではトップというわけではないのに、2016年の盗難件数は5万427件と、最も盗まれたクルマのトップとなっている。シビックの例で分かるように、1990年代後期のホンダ車は泥棒に人気があるらしい。アコードの中でも一番被害に遭っているのが、5世代目の最後にあたる1997年型である。

NICBではこのリストに加え、盗難車両の減少対策として、4つの"防犯対策のカギ"を紹介している。

常識:クルマを駐めたら必ず施錠し、キーを持って行く。ごく単純なことだが、クルマの盗難は、持ち主が盗まれやすい状況を作ってしまっている時に起こることが多い。

警報装置:異常を察知して作動する警報が目や耳で確認できる盗難防止アラームを装備して、駐車した場所から愛車が消えないようにする。

イモビライザー:多くの場合、クルマを始動できなければ盗むことはできない。キルスイッチや燃料遮断装置、スマートキーなども極めて効果的だ。

追跡装置:クルマが盗難された際、警察や監視担当の警備会社などに信号を発するのがトラッキング・デバイス(追跡装置)である。関係当局が盗難車を発見するのにとても効果的だ。最近ではGPS機能やワイヤレス技術を備えた"テレマティクス"が採用されているシステムもあり、クルマの遠隔モニタリングが可能となっている。クルマが動かされるとシステムが持ち主に通報し、コンピュータで車両を追跡できる。

もしリストにあるクルマを所有しているのであれば、以上のような更なる防犯対策を講じることをお勧めしたい。

By AUTOBLOG STAFF

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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