長崎サポがルール違反？波多野豪、岡山戦後に謝罪「サインできず…」

　V・ファーレン長崎所属のGK波多野豪は、16日開催の明治安田生命J2リーグ第26節ファジアーノ岡山戦でフル出場。試合後のSNS投稿で謝罪しているが、同時に一部サポーターの行為が話題を呼んでいる。

　同選手は昨季終了後に長崎へ期限付き移籍すると、今季ここまでリーグ戦全試合で先発出場。岡山戦では2失点を喫してチームも2-2の引き分けに終わったが、それでも正守護神として長崎の上位躍進に大きく貢献している。

　そんな波多野は試合後に自身のツイッターアカウントを更新。「岡山まで来ていただいたV・ファーレン長崎のファン・サポーターの皆さん」と切り出すと、「試合後にルール的にサインなど対応出来なく申し訳ございません。僕は対応したい気持ちでいっぱいです！！」と謝罪。

　「応援してくださる皆さんに笑顔で喜んでいただきたい！！そして熱い応援ありがとうございまし！！ 次まじで勝ちます」と、次節モンテディオ山形戦への意気込みも綴っている。

　この投稿には、波多野に対する労いや感謝のメッセージが寄せられる一方、クラブからのお願いに反する行為に及ぼうとした一部サポーターへの批判も。ルール遵守を求める声が上がっている。

　なお長崎は今月8日に「トップチーム移動時のファンサービスに関するお願い」として、ファン・サポーターに対して以下のように案内している。

　「アウェイゲームの移動時などトップチームが遠征などで移動する際は公共の場で周囲の方々に迷惑がかかることを避けるため、選手・スタッフのサイン対応や写真対応、プレゼントの受け取りはご遠慮させていただいております。移動時に、このような行為が見られた際には、スタッフからお声かけさせていただきますのであらかじめご了承ください」