G大阪ポヤトス監督が謝罪!J2柏コール巡り議論白熱。宇佐美貴史ら制止も

2023年7月17日(月)6時50分 FOOTBALL TRIBE

ダニエル・ポヤトス監督 写真:Getty Images

 ガンバ大阪は16日に行われた明治安田生命J1リーグ第20節で、柏レイソルに3-1と勝利。ただ試合後の一部サポーターによる「J2柏コール」が物議を醸しており、G大阪のダニエル・ポヤトス監督が謝罪する事態に発展している。


 G大阪は前半10分にMFダワンのゴールで先制するも、21分にFW細谷真大にゴールネットを揺らされる。1-1で後半へ折り返したが、後半キックオフ直後にFW食野亮太郎が勝ち越しゴールを奪取。さらに後半20分にMF椎橋慧也が退場処分を受けると、MFファン・アラーノがPKを沈めて追加点をマーク。柏にシュート15本を許したが、勝ち点3をつかんでいる。


 しかし試合終了直後、G大阪ゴール裏から「J2柏!J2柏!」と対戦相手を煽るようなチャントが発生。パナソニックスタジアム吹田にチャントが響き渡る中、FW宇佐美貴史らG大阪の選手たちがサポーターに止めるように求めている。


 その時の様子はツイッターやYouTube等で拡散。煽り行為に関した様々な意見が飛び交う中、ポヤトス監督は柏に謝罪。G大阪の公式サイトを通じて、以下のようなコメントを残している。


 「最後、ガンバのファン・サポーターの皆さまから、すごく喜びの熱くなったところでレイソルサポーターの方に『J2柏』という、あのようなチャントが起こったことに関して、ガンバ大阪として、自分自身責任者として、そこはレイソルファン、スタッフ、関係者の皆さまにリスペクトが欠けていたと思い、代表してお詫びの言葉をお伝えしたいと思っています。申し訳ございませんでした」


 この謝罪コメントを受けて、ツイッター上では「人間性が素晴らしい」「ポヤトス監督のリスペクトに感謝」と、G大阪指揮官に対する感謝や称賛のメッセージが寄せられている。


 Jリーグでは、今月12日に行われた天皇杯3回戦のFC東京対東京ヴェルディ(東京ダービー)で、FC東京サポーターがゴール裏に「目の前の緑を踏み台にアジアへ」「Where is your HOME?」 「久しぶり!今までどこ行ってたの?てか誰?」 「川崎市多摩区菅仙谷3丁目18」と対戦相手の挑発を目的とした横断幕を掲出。


 FC東京サポーターに違反行為が確認されたこともあり、相手に対するリスペクトを求める声が上がるなど、煽り行為の是非が問われている。

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