【MLB】ヒット確率94%のはずが… “超新人”の本塁打「盗み取った」スーパーキャッチ

7月17日(月)17時10分 フルカウント

ヤンキースは今季90試合目で初完封負け、田中にとっても“痛い”超美技に

 ヤンキースの田中将大投手が先発した16日(日本時間17日)の敵地レッドソックス戦でスーパープレーが飛び出した。

 0-3とヤンキースの3点ビハインドで迎えた8回。レッドソックスの先発プライスに抑え込まれていた打線は、1死からサンチェスがヒットで出塁。後半戦に入ってから当たりが止まっている“超新人”ジャッジが打席に入った。そして、プライスが高めに投じた初球の95マイル(約153キロ)の直球を捉えた。

 良い角度で上がった打球はセンターへ。しかし、レッドソックスの中堅手ブラッドリーJrが背走すると、右翼方向からせり出した形になっているフェンスの横でジャンプ。右中間にあるブルペンに落下しようとしていた打球を、腕を伸ばしてもぎ取った。

 試合を中継したESPNの実況は「信じられない!」と絶叫。解説者も「この球場であんなキャッチは見たことがない」と話した。また、地元ラジオ局の実況も「彼はジャッジからホームランを盗み取った」と興奮気味に伝えている。

 マウンド上のプライスも満面の笑みを浮かべたビッグプレー。MLBの解析システム「スタットキャスト」は、打球の初速が107.5マイル(約173キロ)、角度は32度で、ヒットになる確率は94%だったと算出した。ほぼ間違いなく安打になるはずの打球をブラッドリーJrはもぎ取ったことになる。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「(ホームラン)ダービーでは誰もアーロン・ジャッジを止められなかった。だが、ジャッキー・ブラッドリーJrは日曜日の夜に彼を止めた」とツイート。オールスターの本塁打競争で圧勝したジャッジの本塁打を「盗み取った」ブラッドリーJrを称えている。

 ヤンキースはこのプレーが響き、0-3で今季90試合目で初の完封負け。ホームランとなっていれば、流れも変わっていた可能が高いだけに、今季最多タイの112球を投げて8回3失点と力投していた田中にとっても“痛い”スーパーキャッチとなった。(Full-Count編集部)

フルカウント

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