2025年までのCL&EL決勝開催地が決定…EURO断念のダブリン&ビルバオはEL決勝開催へ
2021年7月17日(土)7時20分 サッカーキング
2年連続でCL決勝開催が中止となったトルコのイスタンブールは、2022−23シーズンにCL決勝を開催することが決まった。CL決勝の開催地は新型コロナウイルスの影響により、2年連続でトルコからポルトガルに変更。2020年はリスボンの『エスタディオ・ダ・ルス』で、2021年はポルトの『エスタディオ・ド・ドラゴン』で開催されていた。
2022年の決勝は予定どおり、ロシアのサンクトペテルブルクで行われ、2023年にはイスタンブールの『アタテュルク・スタジアム』で3年越しとなるファイナル開催が実現する。これにより2023年に決勝を行う予定だったドイツのミュンヘンは2025年に開催することが決定。2024年の決勝は予定どおり、イングランドのロンドンにある『ウェンブリー・スタジアム』で行われる。
さらにイスタンブールでは、欧州クラブシーズンのキックオフイベントも開催される。UEFA主催の同イベントはCL、EL、ヨーロッパカンファレンスリーグの各グループステージ組み合わせ抽選会が含まれており、2021年と2022年はイスタンブールがホストになるという。
また、EURO2020開催から撤退を余儀なくされた2都市が、EL決勝を開催することが決まった。アイルランドのダブリンとスペインのビルバオは当初、EURO2020の開催都市に決まっていたが、新型コロナウイルスの影響によりUEFAが求める観客の受け入れを保証できず、開催を見送られていた。それでも、UEFAは「2都市が大会の準備に費やした努力と財政投資を評価」し、「和解合意」の一環として欧州カップ戦決勝の開催を認めたという。これにより、ダブリンは2024年のEL決勝、ビルバオは2025年のEL決勝に加えて2024年の女子CL決勝を開催することが決まった。
▼チャンピオンズリーグ決勝開催地
21−22シーズン:サンクトペテルブルク・スタジアム(サンクトペテルブルク/ロシア)
22−23シーズン:アタテュルク・スタジアム(イスタンブール/トルコ)
23−24シーズン:ウェンブリー・スタジアム(ロンドン/イングランド)
24−25シーズン:フースバル・アレーナ・ミュンヘン(ミュンヘン/ドイツ)
▼ヨーロッパリーグ決勝開催地
21−22シーズン:ラモン・サンチェス・ピスファン(セビージャ/スペイン)
22−23シーズン:プスカシュ・アレーナ(ブダペスト/ハンガリー)
23−24シーズン:ダブリン・アリーナ(ダブリン/アイルランド)
24−25シーズン:サン・マメス(ビルバオ/スペイン)