SUV攻勢を続けるシトロエンから、Bセグメントの『C3 AIRCROSS SUV』が登場

2019年7月18日(木)11時27分 AUTOSPORT web

 創業100周年を迎え、日本でもSUV攻勢を開始しているシトロエンから、第2弾モデルとなる『C3 AIRCROSS SUV(C3 エアクロスSUV)』が登場。同じくBセグメントサブコンパクトの『C3』と同じPF1プラットフォームに360度採光など新機軸を多数盛り込み、7月16日から発売が開始されている。


 明るくルーミーでポップなデザインを特徴とする『C3 エアクロスSUV』は、全長4160mm×全幅1765mm×全高1630mm×ホイールベース2605mmのディメンションとなり、日本の道路環境でも取り回しがしやすいコンパクトなサイズ感を持っている。


 新世代シトロエンではおなじみとなったフロントマスクを軸に、エクステリアはアルミのアンダーガードを筆頭に無塗装のグレーとなるプロテクターがそのままサイドのフェンダーアーチ、サイドシルカバー、リアバンパーまで続きタフなSUVのスタイルを醸し出す。


 また、Cピラー、Dピラーに囲まれたリアクオーターエリアはポリカーボネート製とし採光が得られるなど、360度のガラスエリアを特徴とし、実際のドライビング面で得られる視界の良さとともに、極めて明るく開放的な雰囲気のインテリアを実現している。


 その室内は印象的なざっくりとした手触りのファブリックが、シートのみならずインストゥルメントパネルとアームレストにも丁寧に貼り込まれ、リラックスできるリビングのような移動空間を演出。さらにステアリングホイールやエアアウトレット、シートにはエクステリアのカラーパックと同様にアクセントカラーを配し、華やかさも加えられた。


 さらにユーテイリティ性能の高さもポイントのひとつとなっており、リアシートは6:4分割可倒式でさらにスライドとリクライニングが可能。クラス最大級520リッターを誇るラゲッジは、約12cm幅で2段階調整可能なフロアボードを備え、リアシートをすべて畳めば天井までの最大容量は1289リッターにまで拡大し、助手席を畳めば約2.4mの長尺物を飲み込むコンパクトミニバンばりの積載性を誇っている。

Cピラー、Dピラーに囲まれたリアクオーターエリアはポリカーボネート製とし、360度の採光を確保した
テールゲート下端も無塗装とし、傷を気にすることなく荷物の出し入れが可能に


 パワートレインは『C3』と同じく、4年連続インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーのクラス最優秀賞に輝いた1.2リッター直列3気筒直噴ターボのPureTechと、アイシン・エイ・ダブリュ製電子制御6速オートマチックトランスミッションのEAT6を搭載。


 110PS/205Nmのパワーを低回転域から発生し、スタート&ストップシステムも装備することでWLTCモード燃料消費率14.7km/リッターという優れた省燃費性能も実現した。


 さらに最上級グレードには長年のシトロエンが培った駆動力制御、車輌運動制御のノウハウを活用したトラクションコントロールの進化版ともいえる”グリップコントロール&ヒルディセントコントロール”も装備。ノーマルを始め、スノー、マッド、サンド、オフと5つのモードを備え、5%以上の勾配の下り坂で速度が30km/hを下回った場合に機能するヒルディセントと合わせて、FFながらも高い悪路走破性能を備えている。


 そしてアクティブセーフティブレーキ、インテリジェントハイビーム、レーンデパーチャーウォーニング/ドライバーアテンションアラート、ヒルスタートアシスタンス、パークアシストなどいくつもの先進安全支援機能とドライバーサポートも装備し、ユーロNCAPで5つ星の安全性も獲得している。


 セレクトも楽しいボディカラーには全6色が用意され、2色のバイトーンルーフに加えて、ヘッドライトユニットベゼル/ドアミラー/ルーフレール/リアクオーターパネルステッカーをアクセントカラーに変更するカラーパックも設定。FEEL、SHINEの2グレード展開で、上位にはパッケージオプションも用意され、価格は259万〜274万円だ。

センターコンソールの高い位置に配された7インチタッチスクリーンで操作性にも配慮(日本仕様は右ハンドル)
多彩なアレンジで高いユーテイリティ性能を誇る室内。荷室は最小410〜最大1289リッターにまで可変する

シトロエン コール TEL:0120-55-4106


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