【J1リーグ2023】第21節ベストイレブン

2023年7月18日(火)12時0分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

7月15日〜16日に行われた、2023明治安田生命J1リーグの第21節。今シーズンも後半戦に入り、順位争いが熾烈になる中、京都サンガ(15位)が名古屋グランパス(3位)に2-1で勝利、川崎フロンターレ(7位)が横浜F・マリノス(2位)に1-0で勝利、など上位勢を破りチームに勢いをつける結果となった。


ここでは、そんなJ1第21節で活躍した選手たちを、ベストイレブン形式で紹介する。




セレッソ大阪 GKヤン・ハンビン 写真:Getty Images

GK:ヤン・ハンビン(セレッソ大阪)


今第21節、浦和レッズとの上位対決に臨み2-0と無失点勝利を果たしたセレッソ大阪。決して危ない場面がなかった訳ではないが、90分を通して守備陣の高い集中力が際立つ試合だったと言えよう。特にGKヤン・ハンビンは、守護神として大きな役割を果たしている。ビルドアップはもちろん、後半のPKストップが試合の流れに与えた影響は計り知れない。決定機を阻止する活躍で、勝利の立役者となった。




川崎フロンターレ DF車屋紳太郎 写真:Getty Images

DF:車屋紳太郎(川崎フロンターレ)


横浜F・マリノスとの“BIG神奈川ダービー”に望んだ、第21節の川崎フロンターレ。1-0と接戦をものにした試合の中、DF車屋紳太郎が攻守で果たした役割は大きかった。守備では、FWアンデルソン・ロペス、MFエウベル、MFマルコス・ジュニオールら横浜FM自慢の攻撃陣を食い止め続け、攻撃では最終盤に身体で押し込む、値千金の先制点を挙げ勝利を呼び込んだ。




アビスパ福岡 DFドウグラス・グローリ 写真:Getty Images

DF:ドウグラス・グローリ(アビスパ福岡)


第19節から見事3連勝となった第21節のアビスパ福岡(対湘南ベルマーレ)。終盤まで1点を争う試合の中、DFドウグラス・グローリは攻守両面で魅せた。ロングボールを弾き返す空中戦の強さ、攻撃陣を危険なエリアに入れない身体の強さで立ち塞がり湘南をシャットアウト。極めつけは、華麗な反転からのシュートで唯一の得点を奪い、チームに勝利をもたらした(1-0)。




アルビレックス新潟 DF藤原奏哉 写真:Getty Images

DF:藤原奏哉(アルビレックス新潟)


北海道コンサドーレ札幌の攻撃を抑え込み、完封勝利を収めたアルビレックス新潟(1-0)。リーグ屈指の攻撃力を誇る札幌を前に、右サイドバックとして出場したDF藤原奏哉は終始集中力の高い対応を見せていた。空中戦では果敢に競り合って自由を許さず。攻撃でも完璧なタイミングで裏に抜け出し、鋭いクロス先制アシストするなど、唯一の得点を生み出す働きを見せた。




ガンバ大阪 MFネタ・ラヴィ 写真:Getty Images

MF:ネタ・ラヴィ(ガンバ大阪)


柏レイソルを破り、2連勝を果たした第21節のガンバ大阪(3-1)。そんな試合の中、中盤中央で一際光る活躍を見せたのがMFネタ・ラヴィだ。正確な読みとポジショニングで再三ボールを奪取。そこから広い視野で味方を捉え、正確なパスで攻撃につなげていた。先制点の場面でも、急所を突く斜めのパスで絡むなど、攻守両面で躍動した。


鹿島アントラーズ MFディエゴ・ピトゥカ 写真:Getty Images

MF:ディエゴ・ピトゥカ(鹿島アントラーズ)


6月11日の第17節(湘南ベルマーレ戦)以来となる勝利を挙げた第21節の鹿島アントラーズ。試合を通してMFディエゴ・ピトゥカは、ゲームメイク、フィニッシュと質の高いプレーを連発していた。ボールを受けては素早い判断と正確なコントロールのフィードでチャンスメイク。後半には、強烈で抑えの効いたミドルシュートでチームに3点目もたらし、久々の勝利に大きく貢献した(対FC東京3-1)。




セレッソ大阪 MFジョルディ・クルークス 写真:Getty Images

MF:ジョルディ・クルークス(セレッソ大阪)


浦和レッズとの上位対決を制した第21節のセレッソ大阪(2-0)。序盤から右サイドのチャンスメイクで貢献したのがMFジョルディ・クルークスだ。正確なクロスで相手ゴールを脅かし、前半中盤には切り返しからカットイン。見事なミドルシュートでチームに2点目をもたらし、勝利を大きく引き寄せた。




鹿島アントラーズ MF樋口雄太 写真:Getty Images

MF:樋口雄太(鹿島アントラーズ)


正確なボール供給で今第21節は2つのアシストをマークした鹿島アントラーズのMF樋口雄太。FC東京との対戦で、同点ゴールはセットプレーのチャンスを正確なボール供給から演出し、2点目はボレーでシュート性のクロスから逆転ゴール演出。2ゴールに絡む活躍で、チームに4試合ぶりの勝利(3-1)をもたらした。




京都サンガ FWパトリック 写真:Getty Images

FW:パトリック(京都サンガ)


降格圏との勝ち点差を広げるためにも、連敗は避けたい京都サンガ。第21節では、上位争いを繰り広げている名古屋グランパスと対戦した。幸先よく先制ながらも追いつかれてしまう試合展開の中、途中出場のFWパトリックが値千金の勝ち越しゴールを挙げ勝利を収めた(2-1)。与えられた短い時間前線でチャンスメイクを図り、アディショナルタイムにはセットプレーからパワーのあるヘッドで得点。勝ち点3をチームにもたらした。




鹿島アントラーズ FW鈴木優磨 写真:Getty Images

FW:鈴木優磨(鹿島アントラーズ)


4試合ぶりに勝利を挙げた第21節の鹿島アントラーズ(対FC東京3-1)。序盤に先制を許す難しい展開でチームを救ったのがFW鈴木優磨だ。セットプレーのチャンスに、ファーから飛び込むヘッドで同点ゴールをマーク。そのほかの場面でも、序盤から丁寧なパス、上がりを待てるキープ力で攻撃を牽引した。




ヴィッセル神戸 FW大迫勇也 写真:Getty Images

FW:大迫勇也(ヴィッセル神戸)


連勝を目指すヴィッセル神戸は、第21節でサガン鳥栖と対戦。先制こそされたが、最後は逆転し勝利を収めた(2-1)。この逆転劇を生み出したのは、今季絶好調のFW大迫勇也。失点直後に振り出しに戻す同点ゴールを挙げると、2点目の起点となるスルーパスで逆転ゴールにも絡んだ。ハンド判定となったが、最終盤にもネットを揺らすなど、最後まで攻撃で見せ場を作った。

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