“ミラクル・リーズ”が帰ってくる! 昇格決定で来季17年ぶりのプレミア復帰

2020年7月18日(土)11時56分 サッカーキング

来季はプレミアリーグを戦うリーズ [写真]=Getty Images

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 チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズが17日、実に17年ぶりとなるプレミアリーグ復帰を果たした。2位・ウェスト・ブロムウィッチがハダースフィールドに1−2で敗れ、首位に立つリーズが2試合を残して自動昇格圏内の2位以内を確定させている。

 リーズといえば、1990年代後半から2000年代初頭にかけて旋風を巻き起こしたクラブだ。1999−2000シーズンにはプレミアリーグで3位に食い込む健闘を見せると、2000−01シーズンには初参戦となったチャンピオンズリーグ(CL)で大躍進。準決勝まで勝ち進むと、バレンシアに敗れ決勝進出こそ逃したものの、素晴らしい戦いを披露し“ミラクル・リーズ”と称された。

 だが、その後クラブは深刻な財政難に陥り、主力選手の放出が相次いだ。2003−04シーズンにはチャンピオンシップに降格。2007年には破産を申請するほど財政状況が悪化した。

 そして時は流れ、来シーズンにリーズがプレミアリーグへと戻ってくる。現在チームを指揮するのは、名将マルセロ・ビエルサ監督。2018−19シーズンにチャンピオンシップで3位になると、就任2年目となる今シーズンはプレミアリーグ復帰を確定させた。クラブ生え抜きのイングランド人MFカルヴァン・フィリップスは、イギリスのラジオ局『BBCラジオ・リーズ』で「彼は世界最高の監督さ。今のサッカー界に、マルセロ・ビエルサ以上の監督なんていないよ」と、指揮官への信頼を明かしている。

 来シーズンのリーズから、目が離せない。

サッカーキング

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