「それで勝ち点3が1になる」…旗手怜央がスペイン戦で感じた課題

2021年7月18日(日)0時28分 サッカーキング

旗手怜央 [写真]=Getty Images

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 U−24日本代表DF旗手怜央が、17日に行われたキリンチャレンジカップ2021のU−24スペイン代表戦を振り返った。

 金メダル候補のスペインを相手に守勢が続いた日本は、前半終了間際に少ないチャンスを堂安律がモノにして先制。後半大きくメンバーを入れ替えてからも耐える展開が続いたが、78分に崩されて追いつかれ、東京オリンピック前最後の強化試合は1−1の引き分けに終わった。

 前半は左サイドバック、後半途中からは左サイドハーフとしてプレーし、フル出場した旗手。「楽しみ」と言っていたスペイン戦を振り返り、「オーラというか、トップレベルだけあって、ボールを持たせると怖さもありました。引き分けでしたが、やられることもすごく多く、すごく難しい試合でした」とコメント。それでも、「センターバックの(吉田)麻也さんやトミ(冨安健洋)がしっかり声をかけてくれ、DFの行くタイミングなどを共有できた。個人としては持たれているではなく、持たせている守備がしっかりできたので、そこが前半途中から良くなったところだと思います」と前半の守備に手応えを示した。

 一方で後半については、「後半の失点した時間帯、押し込まれているときにチームとしてまとまってどう戦うかを、ピッチ上でチームとして話す場面がたくさんあれば良かったなと。それで勝ち点『3』が『1』になる。チーム全体で話し合えばよかったです」と、本番に向けての課題を口にした。

 旗手は続けて、自身のパフォーマンスに言及。「(SBとして)攻撃の部分を求められていると思う。SHやボランチ、FWまで見て生かすことを意識していたので、その場面は出せたと思います」と攻撃面に一定の手応えを示した。また、レアル・マドリードのFWマルコ・アセンシオと対峙したことについては、「一対一で勝負はなかったが、勝負させられるとスピードや体格で劣るので、自由に持たせない、入る前にプレスをかけることを意識していました。僕1人で対峙して抑えたわけではなく、周囲に声をかけて封じ込められた。みんなのおかげです」と振り返った。

サッカーキング

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