F1第3戦ハンガリーGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

2020年7月19日(日)17時51分 AUTOSPORT web

 2020年F1第3戦ハンガリーGP予選でポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。


■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=5番手

2020年F1第3戦ハンガリーGP土曜 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 昨日のフリー走行ですでに見えていたように、今週末は前回よりもうまくいっていると思う。それでもふたりとも、まだやるべきことが多いのは間違いない。
 
 ソフトタイヤで決勝をスタートする。つまり、前にいる4台とは異なるタイヤ戦略になるので、それがどう展開していくかを見ていこう。ターン1までと、最初の数周は、僕らが有利かもしれない。


 レースで雨が降る可能性があるという予報が出ている。昨日ウエットで苦労したとはいえ、雨になれば多少チャンスが増えるかもしれない。前の2チームは、別世界にいるみたいだけどね。


(レース後の会見で)トップの2台(メルセデス)にはまるで届かないだろう。彼らは僕らとは別の惑星、別の宇宙にいるように思える。でもいま手にしているものを最大限に生かして戦っていく。


■BWTレーシングポイントF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=4番手

2020年F1第3戦ハンガリーGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

 チームで2列目を独占できたのは、皆にとって素晴らしい結果だ。4番手はうれしいリザルトだが、もう少し上も可能だったと感じている。(Q3では)もっと満足のいくアタックができたはずだ。


 でも重要なのは、今週末、この勢いを維持することだ。僕らはすべてのセッションで強力なペースを見せつけている。明日も同じようなペースを発揮できれば、大きな結果を目指すことができるだろう。


 決勝をミディアムタイヤでスタートすることを目指していた。それを実現するだけのスピードがあったのは素晴らしいことだよ。これが明日いい結果につながるといいね。


ランス・ストロール 予選=3番手

2020年F1第3戦ハンガリーGP ランス・ストロール(レーシングポイント)

 今日の結果にはとても満足だ。予選の間ずっとマシンは好調だった。今週末は一貫していいパフォーマンスを発揮してきて、速さがあるのは分かっていた。だから予選ですべてをきちんとまとめ上げることが重要だったんだ。チーム全体が素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、実現できた。


 ミディアムタイヤでQ3進出を目指すのは間違いなくギャンブルだったけれど、正しい判断だった。明日はいいポジションからスタートできるので、チームのために大量のポイントを目指すつもりだ。


■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス 予選=2番手

2020年F1第3戦ハンガリーGP予選トップ3 ルイス・ハミルトン(メルセデス)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ランス・ストロール(レーシングポイント)

 今日も高いレベルで戦うことができたのでよかった。FP3で僅差だったから、予選ではルイスとの接戦になることは分かっていた。
 
 予選で悪くないラップを重ね、Q3での最後のラップはとてもうまくいった。これ以上速く走るのは難しかったと思う。ルイスのポールラップは素晴らしかった。


 決勝ではターン1に向けてふたりのドラッグレースのようになるだろう。楽しみだよ。1周目は絶対に面白くなる。


 今は僕がチャンピオンシップをリードしているけれど、この位置を維持するためにはレースに勝つ必要があるので、それだけが明日の目標だ。この目標に向けて100パーセント集中している。


■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ルイス・ハミルトン 予選=1番手

2020年F1第3戦ハンガリーGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 今日のマシンは本当に調子が良かったけれど、バルテリ(・ボッタス)は楽をさせてくれなかった。こういうラップを走る際には、完全かつ完璧でなければならない。僕が何よりも楽しいと思うことのひとつが、今日のような予選なんだ。
 
 これが90回目のポールポジションだとは驚きだね。実感がわかないから、自分をつねってみなくては。僕は素晴らしい人々と仕事をする機会に恵まれている。彼らなしではこうしたことを達成することはできなかっただろう。だからとても謙虚な気持ちになっている。ファクトリーとここにいるスタッフは驚くべき仕事をしてくれた。皆に心から感謝する。


 ここはターン1までの距離が長い。何も保証されているわけではないから、スタートをうまく決められるように精一杯やるよ。


 天候がどうなるかは分からないし、チームのためにワンツーを持ち帰ることに集中し、今夜、できる限りの準備をするつもりだ。


(予選後の会見で、ライバルであるレッドブルのマックス・フェルスタッペンとの差は1.402秒だったと知らされ)それは知らなかった。ずいぶん大きなギャップだね。今週末、彼らにそれだけの差をつけるとは思ってもいなかった。彼らは去年ここで速かった。ここはパワーサーキットではなくて、マシン、メカニカルグリップ、エアロパッケージといった要素が重要だ。彼らのパッケージならもっといい結果を出すものと考えていた。


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