アルファロメオ、主力の『ジュリア/ステルヴィオ』に電子制御式サス採用の限定車導入
2022年7月19日(火)14時0分 AUTOSPORT web
![](https://news.biglobe.ne.jp/sports/0719/2242652170/ats_2242652170_1_thum800.jpg)
新世代アルファロメオを代表するスポーツサルーン『Giulia (ジュリア)』と、SUVモデルの『Stelvio (ステルヴィオ)』に、電子制御式サスペンションを搭載してスポーツ性と快適性を高次元で両立したうえ、内外装にさまざまなブラック基調のパーツを採用した限定車“ESTREMA(エストレマ)”が登場。ジュリアが70台、ステルヴィオは80台限定導入となり、7月12日より発売開始となっている。
最新のDセグメントFRアーキテクチャー“GEORGIO(ジョルジョ)”のプラットフォームを採用した両車は、ブランドの伝統に則したスポーティな運動性能と卓越したハンドリングを備え、とくにSUVのステルヴィオはディメンションのビハインドを感じさせない振る舞いで、世界的に高い評価を得ている。
その2台に設定された今回の限定車は、英語のEXTREME(エクストリーム)に相当する“極限、極致”を意味するイタリア語「ESTREMA」の名を冠し、ブラック基調のさまざまなアイテムを備えた一段とスポーツ性を際立たせたモデルとなっている。
エクステリアではカーボンファイバー製のフロントグリルインサートやサイドミラーハウジング、ダークエンブレムなどを採用。さらにブラック仕上げのブレーキキャリパーや、ジュリアではダークデザインのアルミホイールを装着するなど、精悍なイメージを主張する。
一方のインテリアにもカーボンパネルを配し、アルカンターラスポーツレザーシートなどを組み合わせることで、エクステリアともマッチしたスポーティな雰囲気に。またサンルーフを特別装備することで、開放感のある室内空間が演出される。
そして足回りには、電子制御可変式ダンパーを備えたALFAアクティブサスペンションを採用。この電子制御式サスペンションはALFA DNAドライブモードシステムによって選択されたモードに応じて減衰力が最適化され、俊敏なハンドリングによるスポーティな走行性能を実現する一方、快適な乗り心地も両立している。
両車ともに2.0リットル直列4気筒直噴ターボ(280PS/400Nm)とZF社製8速ATを組み合わせ、ステルヴィオは“TURBO Q4”の4WDグレードがベースに。エクステリアカラーにはミザーノ・ブルーとブルカノ・ブラックの2色が設定され、価格はジュリアが690万円、ステルヴィオが823万円(ともに税込)となっている。