フォルクスワーゲン、『ゴルフR』日本導入20周年を記念した特別モデル“20 Years”を発売

　フォルクスワーゲン・ジャパンは7月19日、『Golf R（ゴルフR）』シリーズの日本導入20周年を記念し、特別仕様車『ゴルフR 20 Years（トゥエンティーイヤーズ）』を国内導入すると発表した。

　2022年、フォルクスワーゲンは4代目ゴルフをベースに、3.2リットル挟角V6エンジンと4MOTIONシステムを組み合わせた最初の『ゴルフR』の誕生20周年を祝う記念モデルを欧州にて発表した。この“20 Years”が、ゴルフR日本導入20周年を記念する特別仕様車として国内導入されることが決定した。なお、日本でのゴルフR初導入は2003年1月であった。

　この“20 Years”はゴルフのハイエンド・パフォーマンスモデルである“R”をさらに過激にしたもので、専用のチューニングが施された2.0リットルTSIエンジンは245kW（約333ps）を発揮。0-100km／h加速は4.6秒をマークし、最高速度は270km／hまで高められた。

“究極のドライビングプレジャーを具現化する特別仕様モデル”を謳う20 Yearsに搭載されるアダプティブシャシーコントロール“DCC”には、通常のコンフォート、スポーツ、レース、カスタムの3モードに、同モデル専用モードでノルトシュライフェ（ニュルブルクリンク北コース）にてテストされた特別なスペシャルと、サーキットなどのクローズドの施設で使用するために設定されたドリフトが追加されている。

　専用の大型リヤスポイラーやブラック塗装の19インチのアルミホイール、アクラポビッチ製チタンエキゾーストシステムなどが目を引くエクステリアでは、フロントフェンダーとリヤエンドの“R”ロゴがブルーに彩られ、Bピラーにはこの特別なモデルが20周年記念モデルであることを示す“20”のエンブレムが奢られた。

　また、インテリアにおいてはカーボン調のテクスチャーが施された専用デザインのナパレザーシートに加え、こちらも専用装備となるリアルカーボン製のデコラティブパネルが採用されている。

　特別仕様車『ゴルフR 20 Years』のカラーラインアップは、ラピスブルーME、ピュアホワイト、ディープブラックPEの3色展開。価格は792万8000円（税込）となっている。