シュミット・ダニエルにベルギー強豪クラブ移籍破談浮上。STVVが不満か

2023年7月19日(水)6時16分 FOOTBALL TRIBE

シュミット・ダニエル 写真:Getty Images

 元ベガルタ仙台所属選手の日本代表GKシュミット・ダニエルは、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)の正守護神として活躍。トルコ1部MKEアンカラギュジュやベルギー1部クラブ・ブルッヘ移籍が噂されているが、ここにきていずれも破談に終わる可能性が浮上している。


 アンカラギュジュ移籍の可能性については、トルコメディア『ajansspor』は今月13日に「アンカラギュジュがシュミット獲得で個人合意」と報道。しかしトルコメディア『Baskent Medya Spor』は17日になって「シュミットのアンカラギュジュ移籍はない。アンカラギュジュはすでに代替選手の獲得を検討している」と伝えている。


 一方、ベルギーメディア『Voetbal』は17日にブルッヘ移籍の可能性を報道。ブルッヘはGKジョセフ・ブルシクの戦線離脱をうけて、シュミットをGKシモン・ミニョレのバックアッパーとしてリストアップ。「シュミット本人はトルコよりもブルッヘ移籍に前向きだ」と選手サイドの意向もあわせて報じていた。


 しかしベルギー紙『HBVL』は18日に「ブルッヘはSTVVに連絡しているが、具体的な話にはならなかった」とリポート。これによると、アンカラギュジュと同様、ブルッヘの移籍金提示額も低く、STVVにとって取引成立への障害になっているとのこと。くわえて『Voetbal』とは対照的に「日本代表で正守護神の座を狙っているシュミットが、ブルッヘでバックアッパーとしての役割を受け入れるか疑問だ」としている。


 MF本間至恩ら擁するブルッヘは、ベルギー1部リーグ17度の優勝を誇る強豪。2022/23シーズンは4位に終わりリーグタイトルを逃した一方、プレーオフ最終戦では本間の1ゴール1アシストにより勝利を収めている。

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