「僕たちは若い。彼のようなやり方が必要」 カスティジェホ、“狂犬”ガットゥーゾ監督に言及

2022年7月19日(火)12時50分 サッカーキング

再びタッグを組むカスティジェホ(右)とガットゥーゾ監督(左)(写真は2019年) [写真]=Getty Images

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 今夏の移籍市場でバレンシアに加入したスペイン人FWサム・カスティジェホが、新天地でのプレーについて言及した。18日、スペイン紙『エル・デスマルケ』が伝えている。

 カスティジェホは今夏にミランと契約を解除し、バレンシアと2025年6月30日までの3年契約を締結した。ミラン在籍時に指導を受けたジェンナーロ・ガットゥーゾ氏とバレンシアで再びタッグを組むこととなった同選手は、18日に行われたドルトムントとのプレシーズンマッチに出場。FWゴンサロ・グエデスのゴールを演出するなど、3−1の勝利に貢献している。

 今シーズンからバレンシアを率いるガットゥーゾ新監督。スペインの地で再び師弟関係を築きはじめた同指揮官について、カスティジェホは「ここに来る前にも一緒に仕事をしていたことがあるから、彼の持つメンタリティは知っているよ。彼はここで、不安を抱きながらプレーするチームを見て、考え方を改めさせたんだ」と手腕に言及。続けて「90分間、大声を出して選手の上に立つなど、仕事のやり方にはこだわっている。僕たちは若い。だからこそ、彼のようなやり方が必要。物事を正しく理解できないと諭してくれるし、シーズン中の良い時期も悪い時期も、選手のために立ち上がることができる監督なんだ」と“狂犬”リーノ(ガットゥーゾ監督の愛称)の指導方法を語った。

 昨季公式戦5試合の出場にとどまったカスティジェホは「試合に出場していなかったからブランクはあるけど、常にトレーニングをしていた。昨年10月には小さなケガの影響で、少しペースが乱れてしまったんだ。だけど僕は、誰にも負けない努力をすること、そしてゲームを楽しむこと、これらに常に夢中で取り組んでいるよ」と自身のコンディションを明かした。

 最後にカスティジェホは「バレンシアは、常にヨーロッパの舞台で活躍を見せてきた歴史あるチーム。選手と監督のメンタリティは、チームを在るべき場所に戻すことであり、僕たちはそれに取り組むつもりだ」と2019−20シーズン以来の欧州大会出場を目指すと意気込みを示している。

サッカーキング

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