荒れる夏競馬。波乱傾向の中京記念も過去データが示す3頭にご用心!

7月19日(金)5時37分 Sportiva

 7月21日に行なわれるGIII中京記念(中京・芝1600m)。同レースは2012年から、新装された中京コースを舞台とした夏場のマイル重賞に生まれ変わった。

 この条件では過去7回行なわれていて、実は1番人気の成績が芳しくない。過去7回のうち1勝、3着1回と、馬券圏内(3着以内)に絡んだのは2回のみ。そうしたデータから見ても、比較的荒れやすいレースと言える。

 ということで、ここでは波乱を想定した穴馬券を狙ったほうがいいだろう。そこで、現在の条件で行なわれるようになった過去7年の成績を参考にして、高配当をもたらしてくれそうな伏兵馬を探し出してみたい。

 まず、このレースで過去に穴をあけたタイプとして、かつてGIで好走した経験のある馬が挙げられる。

 例えば、2012年に10番人気で3着となったトライアンフマーチ。同馬はその3年前に、GI皐月賞(中山・芝2000m)で2着に入る好走を見せていた。

 また、2014年に7番人気で優勝したサダムパテックは、2年前にGIマイルCS(京都・芝1600m)を制覇。同馬はその他、3年前の皐月賞でも2着と奮闘していた。

 今回のメンバーにおいて、GIで馬券圏内に絡んだ経験のある馬を見ると、カテドラル(牡3歳)、クリノガウディー(牡3歳)、ジャンダルム(牡4歳)、プリモシーン(牝4歳)、ロードクエスト(牡6歳)と、5頭いる。


中京記念での一発が期待されるロードクエスト

 ただし、過去7年で3歳馬が馬券に絡んだことはなく、4歳馬も3着が2度あるだけで、連対したことは一度もない。一方、5歳馬は4勝、6歳馬は3勝と、5、6歳馬が良績を残している。とすれば、今回はロードクエストを積極的に狙ってみたい。

 3歳時にGINHKマイルC(東京・芝1600m)で2着と健闘。底力があるのは確かだ。ここ最近は不本意な成績が続いているが、その分、人気薄となる今回は絶好の狙い目。展開が向けば、一発の可能性も十分にある。

 続いて、過去の穴馬パターンで多く見られるのは、前走でオープン特別の米子S(阪神・芝1600m)、あるいはパラダイスS(東京・芝1400m)を勝っていながら、人気が上がらなかった馬の激走だ。

 米子Sを制して奮闘したのは、2012年の勝ち馬フラガラッハ(5番人気)と、2016年の3着馬ケントオー(4番人気)。片や、パラダイスSを勝って激走したのは、前出のトライアンフマーチをはじめ、2015年の勝ち馬スマートオリオン(6番人気)、2017年の勝ち馬ウインガニオン(5番人気)がいる。

 ならば、両レースの勝ち馬は外せないと思われたが、今年はどちらの勝ち馬も出走してこなかった。しかしながら、パラダイスS(6月23日)で勝馬とタイム差なしの2着となったツーエムマイスター(牡7歳)が出走。同馬に白羽の矢を立てたい。

 これまでにオープンクラスでの勝ち星はなく、上位人気は見込めないが、過去の例からこの臨戦過程は魅力。無視するのは禁物だろう。

 最後にピックアップしたいのは、中京コースの適性に秀でた馬である。

 シンプルな切り口ではあるが、過去の成績を見れば”中京巧者”が強いのは間違いない。2012年、2013年といずれも5番人気だったフラガラッハが連覇を達成し、2013年(13番人気)、2014年(11番人気)と人気薄のミッキードリームが2年連続で2着に入った例もある。

 その他、2015年に13番人気で2着となったアルマディヴァン(同レースまでの中京・芝実績=4戦1勝、2着1回、3着1回、4着1回)、2017年に5番人気で勝利したウインガニオン(同レースまでの中京・芝実績=2戦2勝)など、このコースとの相性は激走ポイントのひとつとなっている。

 そして、今年も”中京巧者”が何頭か出走予定だが、なかでも食指が動くのが、グランドボヌール(牡5歳)だ。

 同馬は、これまで中京・芝コースで4度走って3勝を挙げている。まさしく大の得意な舞台。前走のGIII CBC賞(6月30日/中京・芝1200m)では、同舞台で初めての敗戦を味わったが、久々の重賞挑戦で、さらに不良馬場だったことを考えれば、仕方ない部分もある。

 それでも、勝ち馬からはコンマ6秒差の6着と、大きくは負けていない。馬場が少しでもよくなれば、巻き返しは大いにあり得る。同馬の大駆けに期待したい。

 夏の中京開催もこれで最終週。ラストを飾る重賞で高配当をゲットして、気持ちよく夏競馬の後半戦へと向かっていきたいものだ。それをサポートしてくれる馬が、ここに挙げた3頭の中にいるかもしれない。

Sportiva

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