WRC:ヒュンダイ所属のミケルセン、フィンランド戦直後に人生初のトライアスロンへ出場

2018年7月20日(金)10時42分 AUTOSPORT web

 WRC世界ラリー選手権にヒュンダイ・モータースポーツから参戦しているアンドレアス・ミケルセンはWRC第8戦フィンランドからわずか1週間後、8月4日にノルウェーで行われるトライアスロンに初挑戦する。


 2016年までフォルクスワーゲンからWRCに参戦していたミケルセンは、2017年はWRCでのレギュラーシートを失ったものの、2018年はヒュンダイのワークスドライバーとしてシーズンを戦っている。


 そんなミケルセンはコドライバーのアンダース・イエーガーとともにトライアスロンへの初参戦を計画。総距離226kmで争われる『ノースマン・エクストリーム・トライアスロン』出場へ向けてトレーニングを続けている。


 このノースマン・トライアスロンはノルウェーのエイドフィヨルドを舞台に3.8kmの水泳と180kmのバイク、42.2kmのランニングで構成。このうち最後のランニング区間では海抜1850メートルへの山登りもあり、スタートからゴールまでの高低差は5000メートルと過酷なイベントだ。また大会中は天候も変わりやすく、その点も挑戦者を苦しめる。


 このイベントに、ミケルセンとイエーガーは“フィンランド・グランプリ”とも呼ばれるWRC屈指の高速イベントであるラリー・フィンランドの翌週に挑むことになる。


「僕たちはふたりとも新しい挑戦を楽しんでいるよ。WRCの世界からは離れた挑戦であることもね」とWRC公式サイトのWRC.comに語ったミケルセン。


「このトライアスロンはもっとも過酷なイベントのひとつだと思う。信じてもらえるかわからないけど、僕たちはかなり前からこのイベントに挑戦したいと思っていたんだ。ようやく参加できることになって興奮しているんだ」


 なお、8月4日に行われるトライアスロンの模様は公式サイトでライブ配信が予定されているほか、ミケルセンのYouTubeチャンネルではトレーニングの様子がアップロードされている。



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